2020年ツーリングまとめ2 残雪と新緑の信州
5月、坂北の高原野菜畑
女の神展望台から八ヶ岳・南アルプス・中央アルプス。5月中旬、麓から少しづつ新緑が上がってきました。残雪と新緑。信州が一番輝く季節だと思います。
北アルプスが綺麗に見えそうだったので、昨年発見した展望ポイント、筑北村・坂北の高原野菜畑を訪ねてみることにしました。
おおっ、スゲー。北アルプス中部のミドルレンジ展望としてはベストの場所と言っていいくらい。
立山まで見通せます。
爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、唐松岳、白馬三山。惜しいのは高圧線が通っていること。
訪問するきっかけとなった筑北村の案内看板です。
5月の千曲川流域を行く
2020年は千曲川流域を攻略しました。まずは坂城町の昭和橋。昭和初期の鉄筋コンクリートローゼ橋で土木遺産に指定されています。まだ現役なのが驚き(秋に通ったら補修工事中で通行止めでした)。
坂城町にはこんな橋もあります。元々通学用に建設された橋なので、朝夕の通学時間は車両通行止めです。坂城町は川の両側に市街があるので、割合短いスパンで架橋されています。市町村が別だと間隔があきがちですよね。
バイクで走ってみると面白い体験ですが、車がすれ違い出来ない割に長いです。
川中島合戦場を見渡せるとして紹介されることが多い妻女山展望台を訪ねてみました。バイクで登れて位置的には丁度いいのですが、展望台周囲の樹木が成長して視界を妨げてしまっていました。昔は良かったのでしょう。雑木なら切ってしまえばいいのですが、桜っぽい?ので無理でしょう。
千曲川堤防ルートを開拓することが出来ました。朝夕は通勤バイパス化して避けたほうが良いですが、昼間は空いていて良いです。今年はだいぶ多用しました。
快晴の定番!高ボッチ高原
快晴の日はやっぱり高ボッチに行きたくなります。
アルプスの展望は素晴らしいですね!
塩嶺王城パークライン
久々に塩嶺王城パークラインを通ったら、樹木伐採されて見晴らしが良い道となっていました。
穂高から白馬まで望むことが出来ました。
新型コロナ対策
5月は県境越え自粛要請もあって営業自粛。6月は食堂に対面パーテーションを設置するなどの対策をして開店してみたものの閑古鳥といった状況でした。仕方がないので信州内を探索しました。
宿の売上はほとんどありませんでしたが、冬の間に制作した電子書籍2冊がそこそこ売れたので、何とか食いつなぐことが出来ました。ありがとうございます。2021年は最後の紙本にチャレンジしたいと思っています。印刷代が回収できなかったら非常にヤバイですが。
県道401号線が素朴で意外に良かった件
県道401号長野小川線、地図を眺めて狭くて曲がりくねり過ぎてて面倒くさいだけの道路ではないか?と思っていたのですが、実際に走ってみなければ本当の所は分かりませんよね!?。訪ねてみることにしました。
この日は曇りでしたが、快晴なら北アルプスの展望が広がるようです。
展望の良い道が続きます。
くねくねの終わりの見えない狭路かと思いきや、視界がひらけ、道も改良が進み、快適に走れる区間が多かったです。やっぱり訪ねてみないと分かりませんね。
観光名所も点在。小型~中型バイクで探索するのに向いているエリアだと思います。
虫倉山を巡る県道401号線。道幅は1.5~1.9車線といったところ。狭路県道をのんびり走るつもりなら、快適な道と言えると思います。
後日再訪したときの写真ですが、県道401から北アルプスはこんな感じで見ることができます。この日も霞んでいたので、来年は五月晴れの日に走ってみたいと思います。
長野市内から戸隠に向かう県道76号線を走ってみました。通常戸隠に行くなら、浅川ループラインや戸隠バードラインを使うので、こちらの道は交通量僅か。
山村を繋ぎ、風情のある道でした。広狭混在で狭い区間もありますが、意外に改良が進み走りやすかったです。のんびりしたい方には割と穴場だと思います。
蓼科も新緑の季節へ
奥蓼科の御射鹿池では駐車場の整備が進んでいました。
御射鹿池駐車場から10分程歩いたところにある、明治温泉裏のおしどり隠しの滝を訪ねてみました。新緑が綺麗でした。
(まとめ3に続く)
2020年ツーリングまとめ3 恐山へ - lodgemotiveのブログ
2020年ツーリングまとめ1春先の信州
2月
暖冬少雪
2019~2020年の冬は異様なほどの暖冬少雪でした。2月半ばなのに雪はなく、ロッジからピラタススキー場までバイクで走れてしまいました。標高1750mの真冬にこれほど雪がないとは異常です。
3月
3月に入って、やっと雪が降るようになりました。
ピラタスの丘からの春先の風景。中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳はがっつり冠雪。
霧ヶ峰から県道40で立石展望公園へ下っていきます。日陰はまだアイスバーンなので慎重に。更に下ってDry路面になったところでバイク数台とすれ違いましたが、まだ早いって。上手くUターン出来たかなぁ?麓は春でも、山間部は冬です。
立石展望公園。
「君の名は」の聖地として人気があり、若い人の来訪が多かったです。冬は空気が澄んで、諏訪湖の向こうに奥穂高岳を始めとする雪山が見えるのがいいですね。
3月下旬、駒ヶ根・天竜峡・伊那南部広域農道(天竜川東岸)ツーリング
南信はビーナスラインエリアより1ヶ月早く春が来ます。3月下旬、駒ヶ根のスイセン畑を訪ねてみました。
冠雪した木曽駒とのコントラストが良かったです。
駒ヶ根の大沼から木曽駒を眺めました。
伊那谷を南下して、新しく出来た三遠南信自動車道のそらさんぽ天龍峡を訪ねてみました。
天龍峡PAから遊歩道が伸びて、橋の下を歩けるようになっています。往復15分ほど。
橋の上から天竜川と飯田線を見下ろすことが出来ました。鉄道撮影ポイントとして良さそうです。
天龍峡は枝垂れ桜が咲き始めでした。まだ雪景色のビーナスライン沿線とは対照的です。
遠方から来るほどの渓谷かと言われると微妙な規模ですが、散策には良いところだと思います。
三遠南信自動車道の龍江ICと伊那南部広域農道(フルーツライン)天竜川東岸区間が2019年11月に接続しました。今まで入口が判りにくかったのですが、ここからフルーツラインに入ると良いかと思います。
伊那南部広域農道の天竜川東岸区間は、そこそこ景色も線形も良く、交通量も西岸区間より遥かに少なくて、南信の中ではなかなか良いルートだと思います。途中、福島てっぺん公園等に寄り道(入口看板あり)すると、展望も開けて良いでしょう。
4月
中川村大草城市公園お花見ツーリング
アルプスと桜の風景が見たいなと思って、南信は中川村の大草城址公園を訪ねてみました。
桜の発色が綺麗ですし、高遠城址ほど混んでおらず、のんびり出来て良かったです。次の桜の季節に再訪したいと思います。
伊那谷を散策しながら走りました。
なお中川村の陣馬形山キャンプ場は予約制(見学は予約不要だが長期滞在不可、なおこの時はコロナ閉鎖)へ変更となりました。
箕輪から伊那まで、新しい広域農道を発見。入口が分かりにくいのが難ですが、入ってしまえば快適です。
4月7日、夕日が乗鞍岳の右肩に沈むようになりました。
聖高原~猿ヶ馬場峠~姥捨駅ツーリング
聖湖です。2020年4月は新型コロナの第一波が拡大、県境越えは自粛要請。遠出は諦めて、県内の近場を日帰り散策することにしました。
聖高原から猿ヶ馬場峠を越えて姥捨へ降りていきます。猿ヶ馬場峠は展望も良く、物凄いタイトターンが続き、走って楽しい峠道です。
姥捨駅。桜の季節は良い場所です。
四十八曲峠。十年ぶり位に訪れたら1.5車線区間はほぼ解消されて走りやすくなっていました。長野の県道では珍しい長大トンネで峠を抜きます。旧道の方は閉鎖され廃道化していました。
戸倉キティーパークを初めて訪ねてみました。
バイクで走りながらお花見が出来て、意外に良い公園でした。
上田市周辺ツーリング
前々から気になっていた、上田市の崖っぷち、千曲公園を訪ねてみました。
最後200m位ダートなのが難ですが、桜が綺麗で見晴らしの良い公園でした。
凄まじく崩れかけた旧道の上に千曲公園はあります。なお新道はR18上田坂城バイパスとしてトンネルで抜けています。
上田市丸子の信州国際音楽村を訪ねてみました。
花の公園になっていて、景色の良い場所でした。アクセス路も2車線で気軽に行くことができます。新型コロナで遠出せず、近所を探索してみたら、意外に知らない良い所があるなぁと思いました。
高社山、北信五岳道路周辺ツーリング
今まで走ったことのない道を走ってみたくて、たかやしろパノラマ街道を訪ねてみました。交通量は多いですが、見晴らしが良い道でした。
そのまま高社山をぐるっと周回していきます。地図上白線の道も2車線で意外に良い峠道でした。
木島平スキー場を突っ切っる道も景色が良かったです。
例年なら残雪があるはずですし、昔なら営業してたかもしれませんが、今年はほんと少雪でした。
北信五岳と、それを望む道や場所を地図に記してみました。
中野市ふるさとの森文化公園、市立博物館前から北信五岳。
北信五岳道路。
丹霞郷から眺める北信五岳。
4月下旬の甲斐駒ヶ岳。八ヶ岳エコーライン沿いの水田にも水が張られ始めました。
野辺山の開拓記念碑前の舗装が綺麗になっていました。八ヶ岳周辺も遅い春を迎えよとしています。
5月
ロッジ休業となったゴールデンウィーク最終日、毎年恒例、蓼科スカイラインどこまで行けるか。雪は少なかったのですが、昨年の台風19号により崩落通行止めでした。
一回佐久側に下りて、JAXAの新宇宙探査衛星用アンテナを見に行きました。美笹新宇宙探査衛星用地上局。本体はほぼ完成して運用テスト中のようです。北アルプスをバックにそびえ立つパラボラアンテナが格好良かったです。
まとめ2に続きます
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2019ツーリングまとめ(後半)
磐梯吾妻スカイラインツーリング&吾妻連峰トレッキング
9月30日、秋雨前線が停滞する関東甲信を抜け出して、吾妻連峰を訪ねてみました。
磐梯吾妻スカイラインを登っていきます。
非日常的な風景と高所感が素晴らしいです。
火山活動の活発化で今年は閉鎖も多かった磐梯吾妻スカイラインですが、この日は朝8時ゲートオープン。誰も居なくて完全独り占めできました。しかしいかに磐梯吾妻と言えど平日朝は空いていますね。
元有料の西吾妻スカイバレーで白布峠超え。タイトコーナーがこれでもかと連続して、バイクを走らせてる実感が湧く道です。つまり最高ですね!
天元台ロープウェイが強風に煽られてキャビンの破損事故を起こしたため、2019年度はお休み中(12月から再開しています)。代わりにワゴン車の代行輸送+リフト半額キャンペーンをやっていたので、吾妻連峰の中枢部を訪れてみることにしました。
景色は良かったのですが、このリフトが凄く長かったです。1本でも長いのに3本乗り継ぎ。普通のペアリフトを、歩行での乗り降りがしやすいようスキー場の半分の1m/s(3.6km/h)位の低速で動かしているので、トップまで40分位掛かります。(普通のゴンドラリフトは4m/sくらい)。この日は好天だったので快適でしたが、強風時は防寒対策をしないと凍えるでしょう。
飯豊連峰方向。リフトを降りた後の登山道は思ったより険しかったです。ちゃんとしたトレッキングシューズが必須なレベル。リフト併用とはいえ、登山趣味の人向きの山だと思いました。
上の方はなだらかに傾斜した高層湿原となっていて、木道歩きが爽快でした。この辺りまでリフトで来れれば登山者以外でも楽しめると思うのですが、自然破壊になっちゃうから無理でしょうね。
西吾妻山方向。谷は険しいけど、山上はなだらか。
中大嶺山頂直下の人形岩に到着。リフトを降りてから70分ほど掛かりました。森林限界を突破しつつも、一切経山にかけてなだらかな稜線が続いています。これが吾妻連峰かと。
再び長大なリフトに乗って降りました。
桧原湖です。
御嶽山の北側から西側を日帰りツーリング
チャオ御岳~濁河温泉~小坂のルートを走ってみました。
御嶽尚子の碑。乗鞍岳は残念ながら雲の中。
ここから近い千町牧場に行ったことがなかったので訪ねてみたのですが、ゲートが閉まっていて入れませんでした。目的未達のツーリングとなりました。
秋の霧ヶ峰・美ヶ原と雲海
台風19号以来客足がパッタリ。雲海の上に浮かぶ初冠雪の北アという状況が想像出来たので、ビーナスラインで美ヶ原を目指してみることにしました。まずは富士見台駐車場から。
雨上がり+無風+放射冷却+快晴で分厚い雲海となりました。
美ヶ原の牛伏山山頂から。
北ア全景。
秋の空へ
10月末、夕日が中央アルプスに沈むようになり、夕焼けが綺麗な季節になってきました。
過ぎ去る夏を惜しんで、沈むはくちょう座を撮影してみました。
反対側からはオリオン座が登ってきました。冬がやって来ます。
富山・能登ミニツーリング
11月2週目、宿もクローズしたのと、日本海側が快晴予想だったので、富山の牛岳温泉スキー場パノラマ展望台を訪ねてみました。
晩秋から冬に掛けての日本海側は時雨がちで晴天率が低くなるので、こういう1日中快晴のチャンスは貴重です。
富山湾から北アまでを一望。360度の大パノラマが広がります。立山や薬師岳などが少し冠雪しています。2019年の冬前半は例年に無い少雪でした。
北アの富山側ビュースポットとしてはNO1ではないかと思います。
展望台まで1.5~2車線舗装路で走りやすく、スキー場なので案内もあって訪ねやすい場所だと思います。
牛岳パノラマ展望台西側の舗装林道から。
高岡で一泊して、翌日は能登サンセットラインを走りました。着々と延伸工事が進んでいて、あと1区間、工事残3km位で完成となる模様。予算さえ降りれば2年位で完成しそうな感じでした。
最新のトンネルは2018年の完成でした。
サンセットライン終点の皆月湾付近の海と道です。
交通量も少なく快走出来ました。但し工事中未共用区間があるから交通量が少なくなっている訳で、開通したら増えてしまうでしょう。1区間だけ未開通の今の方が走りやすくて良いのかもしれません?
瀬戸内ツーリング
11月は北海道ツーリングを計画していたのですが(道南や道央平野部なら信州高原部よりは暖かいので)、寒波による降雪が予想されたので、瀬戸内ツーリングへ急遽変更。神戸港まで走ってジャンボフェリーに乗り込み、小豆島を目指しました。しかしジャンボフェリー屋上甲板の人形のセンスは良く分かりません。
フェリーを降りたら一目散に小豆島ブルーライン・スカイラインを目指しました。
寒霞渓です。
小豆島は島ですが山です。場所によっては怖いくらいの高所感ある山岳路を走ることが出来ます。
四方指です。このすぐ後ろの駐車場まで快走路で登る事が出来ます。島ツーリングとしては最高のロケーションではないでしょうか。
重岩に登ってみました。道が極狭路なのと、20分位登山が必要なので、軽量バイク+歩きたい人向きでした。あと滑りやすい靴は危険です。
エンジェルロードはあと少しで繋がりそうでしたが。
小豆島には素敵な観光地が一杯ありますが、3回目なので訪問済みの箇所はパスして、その日のうちに四国へ渡りました。
松山は道後温泉に入ったことはあるものの、いつも素通りだったので、街を観光してみようと路面電車に乗り換えました。
松山城へはリフトを使いました。
都市の中心部にリフトが有る光景は珍しいです。
人口51万の現代的な都市を見下ろす古い城、広大な敷地、遠くには瀬戸内海が見えて、いい雰囲気のお城ですね!気に入りました。
ロープウェイで街に降りました。
再び路面電車に乗り込んで。
道後温泉本館前。混んでいたのと以前入浴済みなので、今回は入らず、別の日帰り温泉に入りました。
なおバイクは道後温泉本館前駐輪場に停めましたが、自転車と一緒なので高価なバイクは止めたほうがいいでしょう。帰ってきたら自分のバイクにも自転車が立て掛けてありました(苦笑)。古いバイクなので、その辺は気にしないからいいのですけど。
もし松山でパーク・アンド・ライドするのでしたら、まだ宿をとって置かせてもらうとかした方がいいのではと思います。街中の宿は、それはそれで夜間のバイク駐車が不安でしたが。朝起きてバイクが無事だとホッとしますね。
周防大島松山フェリーで松山の三津浜港から周防大島に渡りました。
瀬戸内海の船旅も良いものです。
周防大島ではオレンジラインを駆け回り・・・、
飯の山展望台から瀬戸内海を眺めました。
US-1がありました。飛行艇は独特の格好良さがありますね。
周防大島(屋代島とも呼ばれる)は海も山も両方楽しめて、冬も暖かで良い島だと思います。
翌日はとびしま海道を走りました。
メインルートは2車線の快走路です。5つの島を橋梁で結んで走ります。
メインルートを外れた外周路はこんな感じ。島一周は15分位です。となりのしまなみ海道に比べると小さな島が多いです。
のどかで綺麗な景色と橋に囲まれていいところですが、小豆島や周防大島のようなダイナミズムは希薄で、ツーリングシーンにおける特別な感じは薄いと思います。みかん畑とみかん山モノレールだらけなのが印象的でした。
大崎上島(船でしか渡れない本州寄りの離島)vs大三島(しまなみ海道の中間にあるメインの島)vs今治行きの3つのフェリーのどれにしようか迷ったのですが、大崎上島に向かうことにしました。
小さなフェリーで船室は両側2箇所に別れたこの狭いスペース+屋外ベンチだけですが十分です。バイク込み750円、15分程の航海となります。
総トン数135トンの小さな船ですが、旅客定員95人、普通車換算で20台分の収容能力があります。この時は10トントラックも飲み込んで余裕でした。幅広寸胴な作りのため、積載効率はかなり良いですが、速力9ノットと速度は遅いです。瀬戸内の小島を結ぶ短距離フェリーならではの船型とスペックですね。
大崎上島を走った後、竹原まで、更にもう一回フェリーに乗りました。
こちらのフェリーは約300トン、定員250人です。大型トラックを数台積むことが出来ます。大崎上島は本土と橋で結ばれていないので、一日片道32便の高頻度運行となっています。
同型船とすれ違いました。
竹原は古い街並みで有名ですが、前回見学済みなのでパスして、広島空港フライトロードを走ってみました。誘導橋がカッコよかったです。
名古屋で深夜になってしまったので、豊田市内で一泊、翌日はマイナー県道とR153北上して信州に帰りました。
治部坂峠を越えて伊那谷に入ると、冠雪した南アルプスが綺麗に見えたので、ハーモニックロードに向かうことにしました。途中、座光寺PAにスマートICを作っているのを発見。ハーモニックロードからも200m程のところで、令和3年の完成後は有用かと思います。
ハーモニックロードから伊那谷と南アを眺めます。
谷の反対側に渡って、福島てっぺん公園から中央アルプスを眺めました。やっぱり信州はいいですね!どこよりも凄い景色だなと、帰ってくる度に思ってしまったり。でも自分は日本の色々な場所に行って、色々な事を知りたいので、また旅に出ると思います。
筑北村の高原野菜畑
筑北村の現地案内地図にアルプスが良く見えると記載されていたので訪ねてみたら、凄い絶景地でした。この日はちょっと雲が多く、畑にも緑がありませんでしたが、春になったらまた訪ねてみたいと思います。快晴の休日が楽しみです。
北海道フェリーと鉄道で回る旅
冬の北海道へ安く行くには?ということでフェリーと電車で札幌と小樽を観光してきました。
札幌市内は主に地下鉄と市電で巡りました。路面電車はやっぱりいいですね。
ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで藻岩山へ。
さすが197万人都市だけあって夜景が凄かったです。
札幌郊外にある北海道博物館が良かったです。
小樽に戻って、旧手宮線跡が良かったです。手宮~札幌~幌内は北海道最初の鉄道路線で、クロフォードが設計しました。旧手宮駅は現在小樽市総合博物館となっています。
6両の蒸気機関車が輸入され、そのうちの1両が小樽市総合博物館に保存されています。
なかなか興味深い博物館でした。フェリー待ちの時間があったら見学してみるのも良いかもしれません。
12月中旬まで、夜間は氷点下に下がるものの、雪はちらつく程度で、降雪の無い暖冬が続きました。12月22日にようやく本格的な積雪となりました。お出かけは春までお預け。
果たして春は早く来るのでしょうか?遅く来るのでしょうか?暖冬だった分、春先にドカ雪となりそうな気もします。早ければ3月下旬、遅ければ4月中旬位になったらツーリングに出掛けたいと思います。まずは筑北村の高原野菜畑に行ってみたいですね。
2019年ツーリングまとめ(前半)春から夏の信州、東北、道南など。
春の東北ドライブ旅行、十和田八甲田ゴールドラインの雪の壁
2018~2019年の冬は12月から2月まで暖冬少雪でしたが、3月下旬から反動のドカ雪。例年のようにバイクで出掛けられず、代わりにアルトで東北を目指してみることにしました。この2004年式アルトも買い替えが決まっていたので、最後に思う存分走り回っておきたいというのもありましたし。写真は家を出発して女神湖に行く途中。
(ちなみに前年の3月下旬は超少雪暖冬で山形・秋田ツーリングしていました。最近は年によって季節が全然違いますね。)
北関東はR349で阿武隈山地を縫いながら北上していきます。通しで走ったのは初めてでしたが、大子や矢祭は街中を通るものの、茨木・福島県境辺りは交通量も少なく寂しくて良かったです。道幅は1.5~2車線で、カーブが多く時間は掛かるものの、バイクで走ってまあまあ楽しそうな感じでした。ただそこに行くまでが長過ぎてつまらないかな。
途中温泉に入ったりしつつ北上。
仙台からは三陸自動車道で北上。ほぼ対面高速なのが難ですが、建設工事の進行は急ピッチで、宮古までのかなりの区間を高速で走ることが出来ました。
八幡平ゴールドラインを目指しました。酸ヶ湯まで9km、ということはこの壁が更に高くなりつつ9kmは続くということです。
この日は4月1日、ゴールドラインの開通日でした。他の山岳道路よりオープンが早い分、雪の壁が延々10km以上続きます。但し路面は氷雪路で、四輪スタッドレスタイヤが必須でした。バイクではちょっと無理ですね。
高さはもちろん、10km以上続く壁の長さが凄かったです。
八甲田山ロープウェイで登ってスキーで降りましたが、圧雪されたゲレンデではなく、自然の山の斜面を適当に降りていくだけのスキー場となっていて、自分の腕では全く滑れませんでした。100回位転んで泣きそうにw。麓に着いた時は、足が折れないで良かったと心底ホッとしました。腕に自信のあるスキーヤー・ボーダーは是非。
弘前観光しました。
復元模型を見ると、天守閣は小さく、城内の大部分は実務用の建物だったというのが分かります。現存天守ではありますが、江戸時代後期に建てられたため、もう戦の時代では無くなっていたのですね。
翌日は雪道を走って峠を越えて・・・
明治から昭和中期に掛け、日本最大クラスの鉱山町として栄えた小坂を訪ねてみました。
周囲の街が江戸時代に発展した武家町・宿場町なのに対し、小坂はいかにも明治時代に発展した近代の街という感じで、その対比が面白かったです。あと、歴史が違いすぎて周辺の市町村との合併は無理そうだなと。
小坂レールパーク。ブルートレインがDD13に牽かれて入線してきました。これを動かしているというのが凄い。夏季はブルトレに宿泊することが出来ます。
4月中旬、桃源郷の山梨へ
4月9日、まだ雪景色の信州を抜け出して、1ヶ月早く春を迎える山梨を訪ねてみました。みやさか道を走っていきます。
まさに桃源郷ですね。残雪の南アルプスとのコントラストが綺麗でした。
花鳥山展望台から。リニアも疾走していました。
桜の安曇野へ!
4月と言えば桜と残雪とわさび田の安曇野の風景が見たいな、ということで早春賦の碑を訪ねてみました。
大王わさび農場の西側に広がるわさび田です。
常念岳が素敵です。
穂高川沿いの土手。こんな素敵な場所で、かつ早春賦の碑は有名観光スポットなのに、人が少ないのが不思議です。
でも、そのうち人が沢山押し寄せるようになって、この土手もバイクで走れなくなりそうな気がします。
帰りは御宝田遊水池を訪ねました。白鳥が3月にシベリアに向けて飛び立った後ということで、誰一人居ませんでした。うーん、4月だって、いい場所なんですけど。
長峰山に寄り道しました。例年4月1日位から通行可能になります。ビーナスラインが冬期通行止の時は、こちらから北アを眺めるといいと思います。丁度お昼時で、お弁当を広げている家族が一杯いらっしゃいました。
5月上旬、GW明けの妙高笠ヶ峰へ
本州最奥地の一つの妙高笹ヶ峰ですが、意外にも例年ゴールデンウィーク前半に道路が開通します。GW終了直後に訪ねてみることにしました。
誰も居ない静かな雪原が広がっていました。
不思議な空間です。
乙見湖の向こうに焼岳。噴煙はほぼ収まっている模様。
黒姫高原まで降りてきました。麓は新緑と花ですっかり春の雰囲気でした。
信州アルプス残雪風景
翌5月8日も五月晴れの予報だったので、戸隠-鬼無里間にある大望峠を訪ねてみました。
鬼無里から小川村に移動。
小川アルプスラインのアルプス展望広場から。
5月は里山の新緑と北アの残雪のコントラストがホント最高だと思います。
白馬三山です。やはり北アでも北側に行くほど残雪が多く、春の訪れは遅め。
そういった違いを観察するのも楽しいです。
6月上旬、残雪の野々海池へ!
6月の残雪と言えば野々海池でしょう。数年ぶり久々に訪ねてみることにしました。飯山からみゆきのラインで栄村方面へと走っていきます。いい道です。
まだ冬期通行止のR403の開通部分を少し走ってみたり。
北信も春ですねー。
西大滝ダムに寄り道。
狭いですが堤体上を通れます。
雰囲気が良いダムです。
野々海池までの道は1.4車線位のまあまあ走りやすい舗装路。一応看板は出ていますが自己責任で。
野々海池にやってきました。期待通りの残雪と、ブナ林の新緑です。
野々海峠までの道はまだ雪に埋もれていました。
6月8日でこれは凄いですね。
6月中旬、新緑の栗駒と八幡平へ。
梅雨シーズンに入って関東甲信は雨予報でしたが、北東北まで北上すると晴れそうだったので、2日程お休みを頂いて、宮城・秋田・岩手県境の巨大山塊、栗駒山を訪ねてみました。
丁度栗駒が梅雨前線の雲の境でした。ブナ林の新緑が素晴らしかったです。
横手から田沢まではみずほの里ロードを初めて通ってみました。山沿いを行く田舎道で、快適に走れて、曲がるべき交差点には看板完備。想像より良い道でした。栗駒エリアと田沢湖エリアを繋ぐ移動ルートとして良いと思います。
土日と夏季はほぼ通行止(シャトルバス運行)の秋田駒ヶ岳登山道路ですが、6月平日は一般車通行可です。終点の登山口まで走ってみました。道路は1.2車線極狭路かつ凸凹路で、ほぼシャトルバス路線と化しているのも納得の酷さ。
駐車場からの景色も良いのですが、もう少し上に登りたいところ。絶景を見たいなら、登山しないといけないなというのが感想でした。
相変わらず山奥感が最高の国道341号線で八幡平を目指しました。
八幡平アスピーテラインで森林限界を突破。
八幡平樹海ラインも走りました。最高ですね!
翌日は花巻で宮沢賢治観光をした後、胆沢ダムから栗駒焼石ほっとラインで栗駒山に戻りました。
いわかがみ平から。
荒砥沢ダムから深山牧場へと走っていきます。ワインディング独り占めです。さすが栗駒。
細倉マインパークに寄り道してみました。
鉱山跡にしては460円と安い割に見応えがあって良かったです。
6月末の道南ツーリング
6月の最終週は予めロッジモーティブの休館日に設定しておいたのと、台風が関東に接近したこともあり、5日程道南ツーリングしてきました。台風+梅雨前線の影響は北海道にも及び、天候は悪かったのですが、日程決め打ちで行くと仕方ないですね。
小樽港で下船して、祝津半島を探索していたら、面白そうな宴のあとを見つけました。地元の方がスタスタと歩いていったので、後を付いて行って見ることにしました。
危険なので遊歩道としては立入禁止なのですが、参道としては案内があり、まだ使われている模様。私も参拝客として歩いていきます。
参拝しました。
この場所は当代一を誇った夢の里、オタモイ遊園地跡でした。こんな場所にリゾートがあったのですね。ちょっと不思議な体験でした。
その後は積丹半島を周回、神威岬を歩きました。前回・前々回と途中で崩落通行止だったので、今回初めて先端まで行くことが出来ました。地形が面白い場所です。
道南の西側沿岸を南下していきます。
途中で内陸に入って、北杜市のきじびき高原へ。北海道には珍しいほどのタイトコーナーが続く快走ワインディングで良かったです。
が、天候はイマイチ。快晴なら北海道駒ヶ岳が望めるハズですが。それはまた次の機会に。
2日目は曇り/雨予報だったのでバイクは諦め、路面電車の1日券を入手して函館観光することにしました。
駒場車庫前。新旧いろいろな路面電車の出入りが見れてよかったです。
函館の良いところは、路面電車で主要観光地を巡れるということ。1日券を買えば観光マップをくれますし、それだけで観光出来ます。観光客にとって凄い便利な街です。
観光客にとって函館が絶大な人気を誇る理由が良く分かりました。街を歩いていると至るところに観光案内地図があって、そんな点も観光客に親切な印象を受けました。元々のポテンシャルがあるからこそ、手厚い観光行政が効果を発揮していると思います。
(但し青函連絡船については青森の方が遥かに良いです。)
道内3日目は江差→松前→函館と、北海道で走り残した海岸線を行きました。
江差のかもめ島が面白かったです。
夜行フェリーで函館から青森に渡りました。
荒川高原です。
帰りは岩手県内の大規模林道、八戸川内大規模、川井住田大規模林道を探索しました。
北上山地の山上の様子を観察して帰路につきました。
後半に続きます。
2018ツーリングまとめ3(鳥海山、北海道、南九州・R439剣山ツーリング)
2018年の夏は、7月から8月前半に掛けて例年にない異常な暑さが長く続きました。
関東どころか、信州でさえ37℃が続出。あまりの暑さにツーリングに出かける人も少なくなり、ライダーハウス的にも困った夏となりました。(まあウチの辺りの最高気温は26度程度で快適だったのですが・・・途中が暑いのでなかなか来れないですよね。)
新潟・鳥海山山麓ツーリング
9月初め、関東甲信に秋雨前線掛かって天候不順が続いたため、東北に脱出することにしました。夕方出発して秋雨の中を走り、深夜11時新潟県新発田着、一泊して岩舟北部広域農道で北上して行きます。
さほど長い道ではありませんが、交通量少なく、越後北部らしい山奥な感じが良いです。誰にも遭わなかったし。
更に北上して鳥海ブルーラインへ。日本海を見下ろす風景が素敵。
8月は大混雑だったと思いますが、9月は人も車も少なくて爽快でした。
仁賀保高原を駆け抜けて・・・。鳥海グリーンラインに繋げて走ります。
一旦グリーンラインを外れて登山口に向かって登っていきます。
祓川登山口に広がる竜ガ原湿原を訪れてみました。湿原としては月山の方がいいかと思います。
鳥海グリーンラインの終点近く、フォレスタ鳥海から奥山放牧場へ入っていきます。この道は初めて。以前2回ほど11月に訪れて冬期通行止だったのですが、今回は走れました。未知の道はワクワクしますね。
このフォレスタ鳥海から奥山放牧場を経由して法体の滝へ抜ける新道が良かったです。鳥海山山頂を眺めつつ原生林の中を行く、綺麗で交通量の少ない二車線ワインディングロード。あまりに爽快で2往復してしまいました。
まっぷるだと白い道になっていますが、それだけに通る車も僅かなのがいいですね。
その後は鬼首道路や広域農道を経由して仙台手前まで出て東北道で帰宅しました。
北海道ツーリング2019
さて、8月下旬からは秋雨前線が早くも停滞、台風と相まって10月上旬まで天候不順が続きました。おかげで宿の方は閑古鳥が高らかに鳴いていたため、私の方は9月下旬、北海道ツーリングにでかけることにしました。
今回は日中仙台港まで走った後、太平洋フェリー(仙台~苫小牧)に乗り込みました。
苫小牧に上陸してすぐ、市内にある樽前山登山を敢行。
数年前フェリー内に掲示されていたポスターを見て、その非日常的な風景に心を奪われ、いつか登山してみたいと思っていたのですが、念願叶いました。突如として現れる地獄のような荒野。見晴らしも最高で、面白い体験でした。まあかなり活発な火山なので要注意ではあります。自分はメット被って登りました。
支笏湖の夕焼けが綺麗でした。
日本最初のユースである支笏湖YHに宿泊。古い小学校のような巨大YHに旅行者私一人だけ。
いかにも昭和な8人部屋に私一人だけ。味のある?宿泊となりました。
翌日は千歳→夕張→三笠→富良野→狩勝峠と走って上士幌航空公園にキャンプしました。
兵どもが夢の後。夕張を巡ったあと・・・。
三笠鉄道村へ。なかなか充実していて良かったです。軽い鉄道ファンでも半日位は展示見て遊べる位、充実していました。
上士幌航空公園に一泊した後、釧路→北太平洋シーサイドライン→摩周→北見と走って西興部でキャンプしました。
西興部が北側の起点となる道道137が良かったです。誰も来ない原生林の中を独りひたすら走ります。楽しすぎる。
がら空きの北見峠越え。旭川に降りてきて当間でキャンプ。
翌日旭川21世紀の森を訪ねてみました。外周路が穴場の快走路でした。
その後は道道1116へ。
誰も通らない道道1116。数年前に新規開通してすぐ崩落通行止となっていましたが、今年は通れました。まだあまり知られていない道ですが、今後は利用者が増えると思います。
忠別湖畔に出て大雪山旭岳を眺めます。
美瑛の広域農道を繋いで市街地を迂回しつつ南下していきます。
噴煙を上げる十勝岳が大迫力でした。
歌志内の神威岳。まあまあです。
今回の目的の一つが函館周辺だったのですが、台風24号の長野県直撃と北海道上陸が予想されたため、早めに切り上げて室蘭からフェリーで帰路につくことにしました。ちょっと残念ですが、次への課題が出来ました。
フェリーの出港まで時間があったので個人的に好きな測量山展望台へ。こので2時間ほど景色の移り変わりを眺めた後、室蘭→宮古便のフェリーで本州に戻りました。翌日は東北道をひた走り、夕方、信州が暴風圏に入る2時間ほど前に帰宅しました。
台風被害による茅野市内停電と万座温泉
台風24は茅野市に大きな被害をもたらし、ロッジも2日間停電してしまったため、万座温泉の豊国館に入りにいきました。人は選びますが、古くて鄙びていて濃厚な硫黄泉で良かったです。
秋の信州。10月下旬の紅葉と11月初旬のアルプス冠雪
10月23日、女の神展望台からの紅葉もピークに。
11月2日、前日に寒気が入って北アの冠雪が予想されたため、気温が上がってからビーナスを走ってみました。霧ヶ峰から中央アルプスと御嶽山。
乗鞍岳と北アの高峰は冠雪していました。
立山連峰です。
白馬三山。北に行くほど雪量が増えます。
八ヶ岳や南アの冠雪はまだ。池のくるみ湿原を経由して帰宅しました。
南九州ツーリング&剣山登山
公式WEB予約でフェリー料金がバイク込み11700円と格安だったこともあり、大阪から鹿児島までさんふらわあで行ってみることにしました。
大阪湾の夜景をぐるっと見渡しながらの航行。新型きりしまは快適でした。
志布志に着いたら垂水まで走り、鴨池・垂水フェリーで鹿児島市街へ渡ります。
このフェリーは初めて乗りましたが、桜島がよく見えて凄かったです。バイク込み750円、ほぼ50分毎運行の利便性がいいです。
志布志港に到着して、その日の午後には薩摩半島の西側の突起、野間半島に到達しました。本土の最果てですが、フェリーを使うと意外な程近いです。まあ一晩寝ている間に大阪から鹿児島まで行ける訳ですから当然ですが。但し、ここから自走で帰るとなると果てしなく遠いのですが。
穴場の亀ヶ岡展望台からの眺め。ここまで来ると人も少なく、南の最果て感があって良いです。
なんと言っても野間半島を巡るR226がいいです。
大野岳からの夕景。
上陸初日はかいもん山麓ふれあい公園キャンプ場に駆け込み。ここは受付結構遅くまでやっているから助かります。
薩摩半島・大隅半島の道もだいたい走ってしまったので、今回有名観光地と道は無し。行ったことがなかった指宿の魚見岳にバイクで登ってみました。道は荒れた1.5車線舗装路。
展望台から見渡す360度のパノラマが良かったです。ホントに誰も居なかったけど掘り出し物でした。
大隅半島では雄川の滝を訪ねてみました。インスタ映えで大ブレイク中。アクセス路は極狭路なのですが、どうやって来たのか大型観光バスも数台。沢山の観光客で賑わっていてビックリしました。滝も綺麗で良かったです。但し駐車場から徒歩往復1時間位歩くので、ライダーの人に勧めるのは?が付きますが。大隅半島はバイクで走ってこそ楽しい道が沢山ある場所ですし、歩いている場合じゃない気も・・・。
2泊目は志布志市の隣、大崎町のくにの松原キャンプ場。ここも冬でもやっているから助かります。翌日は都城でタイヤ交換。
宇目・須木大規模林道など宮崎県の山奥の道を走り回りながら北上していきます。高千穂、阿蘇を経由して別府温泉へ。
別府から宇和島運輸フェリーで四国に渡りました。ロープ一本で7台・総重量1.5トン位のバイクをまとめて固定しちゃうのには、ちょっと。フェリー会社自慢の新型船なのですが。
翌日は四国の西予の辺りとカルスト西部を探索、その後に酷道ヨサクことR439に入りました。
日本で最も有名な酷道ヨサク。今回のツーリングの目的の一つが、R439の未踏だった徳島側の区間を走ること。やっと達成出来ました。
しかし、四国はとてつもない狭路の先に人家が点々とあるのに驚かされます。買い物するのも一苦労だと思いますが。
R439走破の途中、リフトも利用して剣山に登ってみました。リフト終点から1時間ほどの登山でしたが、とても爽快なパノラマ風景を見ることが出来ました。なおインバウンドで外人さんが多かったです。
下山して、さらにR438/439を下って行きます。よくこんな崖に道を造ったなぁと。
徳島から南海フェリーで和歌山に渡って帰宅しました。
今回フェリーに5回乗ったのが印象的でした。西日本ツーリングではフェリーの利用回数がとても多くなりますね。
11月中旬の信州
九州・四国ツーリングから帰ってくると信州は冬でした。朝晩は氷点下、バイクで走れるのは暖かい晴れた日の11時から17時位までという限られた時間になります。
限られた時間を使って、小川村、白馬村、聖山などを訪ねてみました。
11月下旬、太陽が御嶽山の西側に沈むようになるとツーリングシーズンは終了です。CBR250R(MC41)は冬眠へ。春になったらどこに行こうかな!
2018ツーリングまとめ2(5月~7月の信州・飛騨・那須・飯豊・美濃など)
乗鞍から奥飛騨へ
5月15日、信州も新緑真っ盛り、木曽の味噌川ダム(奥木曽湖)~乗鞍高原~奥飛騨~富山と走ってみました。
味噌側ダム。堤防上を走れます。R19からちょっとしたワインディングを登ってすぐの場所にあり、気軽に訪問出来ます。
湖を一周することが出来ますが、訪問時は西岸のみ走れました。
奥木曽湖最奥からも木曽駒が見えて、散策には良い場所でした。
その後は乗鞍高原の一の瀬園地へ向かいました。
どじょう池は水芭蕉が満開。
上高地乗鞍林道ですが奈川方面は崖崩れ通行止め。ここからの春の残雪の乗鞍岳は素敵なので、来春以降またチャレンジしてみたいと思います。(もう直っているはず)
上高地乗鞍林道の白骨温泉区間は通行可能でした。新緑が綺麗でした。
安房峠旧道は5月下旬開通なので今回は有料の安房トンネルを通り、奥飛騨へ抜けました。例によって新穂高温泉の北アルプス大橋から。
県道から新穂高の湯の露天風呂を見下ろします。誰も居なかったので一瞬入ろうかとも思ったのですが、今回は走るの優先で通過しました。
立山のアップ。正面が雄山。その下が室堂から亜弥陀ヶ原にかけての雪原。まだ数メートルの雪の回廊が残っていると思います。されに右側に微かに称名滝が写っています。
信州の残雪と新緑
さて、5月下旬といえば北アの新緑と残雪が最も美しい季節。さすがに出かけざるを得ません!
小川村の北アルプスパノラマラインでアルプス展望広場へ。
山の名前を入れてみました。
鬼無里村・戸隠の堺となる大望峠から北アと戸隠連峰を眺めます。
戸隠連峰の岩壁。
山並みの向こうに北ア。八方尾根まで見えています。
R406で白馬へ。次第に山が大きくなっていきます。
橋の上からの北アがいいですね。
そして野平へ。5月中旬~下旬の信州ローカル県道って、自分にとって最高のツーリングが出来る場所ではないかと思います。
塩原・那須高原
休日、矢板から県道272~県民の森~県道86と繋いで八方ヶ原を訪ねてみました。生憎の天候でしたが、道が空いていて良かったです。
栃木県道86で塩原の山奥へ。ワインディングが良いです。
那須に向かい、沼原湿原へ向かうあまり知られていないワインディングを走ります。
入口100メートル位ダートですが、その先は気持ちよく走れる舗装路。
駐車場にバイクを置き、1.5時間程散策しましたが・・・誰も居ません。人っ子一人見かけず。
湿原でも、アクセス路となる2車線舗装路でも、誰にも遭いませんでした。2時間ほど一人っきり。関東圏のそこそこ有名観光地でこんなことがあるなんて。不思議体験でした。(夏休みとかはハイカーで混雑するはずです)
今回塩那道路の那須側区間始めて走りましたが、行き止まりピストンながら意外に良かったです。
タイヤ交換で群馬県へ。ついでに秩父へ。
タイヤ交換の為に藤岡2りんかんに行くことにしました。
朝早く出たら蓼科スカイラインからの雲海が綺麗でした。
藤岡から道祖神峠へ。タイト過ぎるコーナーが好き。
上の方は新設の1.5車線。途中にあったルーデンスゴルフ場は(去年まで営業していましたが)廃止されソーラー発電所建設中となっていました。
秩父の美の山公園を散策して帰宅しました。秩父を一望出来る好きな場所です。天気が良い日に再訪したいと思っています。
雲海の美ヶ原
6月中旬、雲海が綺麗そうだったので、美ヶ原まで走ってみることにしました。
まずは女の神展望台。
美ヶ原美術館駐車場に到着。雲海凄い。
残雪の北アルプス。
飯豊トンネルで山形県へ
飯豊トンネル(への道)が良いと言っても誰も信用してくれないので?、快晴の日に道路レポートしようと思って訪問してみることにしました。那須~甲子道路~大内宿こぶしライン~喜多方と走り、そばで有名な山都から福島・山形県境に向かいます。
6月といっても飯豊山はまだ大量の雪の下。夏は登山客で賑わうはずですが、冬山登山になってしまうので登山客も見かけず、ほぼ独り占めで山道を走ります。
とんねる手前のアーチ橋。
誰も通らなくてこの快走路を独り占め。この山奥感、最高ですね。
その後は県道4、8などを散策して、樽口峠へ。
雲が多く残念でしたが、日本離れした風景です。
置賜西武広域農道とか、
県道17狐一巡り街道とかを走りました。
山形市が山に囲まれたコンパクトな街であることが良くわかります。
初夏の霧ヶ峰と、姫川の奥地・不動滝初訪問。
7月に入ると霧ヶ峰・車山も緑の絨毯に変わって綺麗です。定休日に近場を訪ねてみることにしました。
前回通行止だったリベンジで、林道岡倉谷線を走ってみることにしました。
誰も来ない。通らない。まっぷるでは点線(歩道表示)となっていて、近年も通行止が多かったので、あまり知られていないのだと思います。
林道岡倉谷線は始めて走りましたが、交通量もほとんど無く、凄く良い訳ではありませんがマニアックで良かったです。ただ不動滝から先の糸魚川までの古い街道が(昔の塩の道だが廃屋多し)極狭路で少し苦行でした。
不動滝は良いところでした。R148白馬~糸魚川に飽きた、もっとマニアックな道が通りたいという方に、知られざる別ルートとしてお勧めです。一帯はジオパークとして整備されているので看板は完備です。
秋葉神社
今迄天竜スーパー林道は何回か走りましたが、時間が無くて秋葉神社はつい素通りしてしまっていました。今回天候が悪かった(景色撮影が出来ない)こともあり、参拝してみることにしたのですが・・・、全国的にも有名な神社ですし・・・・・。
だ、誰も居ない。駐車場から本堂まで20分あまり、全然人の気配がありません。ちょっと不思議で不気味な感じがして背筋がゾクゾク。快感でした。
結局、参拝中誰にも会いませんでした。この雰囲気の中を1時間程一人っきり!不思議体験でした。まあ、いつも私が行く場所は何故か人が居ないことが多いのですけど。なんでだろう?
恵那の大井ダム・美濃東部広域農道探索
昨年のツーリングで大井ダムが良かったこと、美濃東部広域農道が途中工事中で全線走れなかったことから、両方ちゃんと訪ねてみようと再訪することにしましあた。
駐車場から10分ほど歩いてダム見学。日本最古の水力発電用大型ダムとも言われる古いダムで興味深かったです。その後は美濃東部広域農道へ。
昨年通行止めだったお茶街道と言われる区間も開通していました。実は金山の西側に通行止区間があったのですが、地元車両についていたら突破してしまい、一応全線走れました。恵那から郡上八幡方面まで、穴場の快走路だと思います。
トキンの岩・双子山登山
7月下旬、トキンの岩に登って。(蓼科スカイライン脇から徒歩5分程岩登り)
ついでに大河原峠から双子山に登山してみました(大河原峠Pから徒歩40分登山)。誰も居ませんでしたが、爽快な景色でした。しかし何で自分の行くところは誰も居ないんだろう?
この年は北海道と九州四国にも行きました。続きます。
2018ツーリングまとめ1(3月東北ツーと4月の諏訪エリア)
2018年の3月中旬以降は4月並の暖かさ。3月下旬、せっかくなので?この異常気象を利用して例年なら不可能な東北雪中ツーリングに出かけることにしました。
群馬県を出発し北上して行きます。まずは水上は諏訪峡の与謝野晶子歌唱公園を訪問。谷川岳が綺麗でした。
国道17号線を北上して新潟入り。
越後湯沢からR353,R403で津南・松之山の豪雪地帯を走りました。ものすごい雪量でしたが、気温は20度程度と暖かく、時たま大量の雪解け水に突っ込みドロドロになっちゃうこともありましたが、基本的には快適で珍しいツーリングになりました。
キューピッドバレイスキー場。ここから30分ほど海側に走って平野部に行くと雪は皆無となってしまうのが不思議でした。関田山脈の前後だけが豪雪地帯になっています。
日本海側まで出ると春の雰囲気。例によって柏崎・恋人岬裏の廃橋をチェック。まだ掛かっていたのにビックリ!
丁度日没時刻だったので、すぐ隣の青海川駅に駆け込んで夕日を眺めました。3月下旬のオフシーズンなのに鉄ちゃんが数人いらっしゃったのにもビックリ。人気の駅ですね。
その後は北上して山形県へ。冬の山形の山並みが見渡せる場所を探して走っていたら、何故か最適な場所に着いてしまいました。(この公園は道の駅大江にあった観光マップを見て訪ねました。全然計画に無かった場所でしたが・・・)
展望台からは朝日連峰の全貌、月山、その他山形県を取り巻くほとんどの山を見渡す事が出来ました。360度の大パノラマ。アプローチも2車線舗装路で大駐車場あり。大江町の大山自然公園の展望台お勧めです。
GW並の暖かさでしたが、まだ3月下旬ですから、このあたり例年通りだったらまだ雪に閉ざされ、下手したら吹雪いてる世界だったと思います。
ヒャッホー。温泉街へ下る変形ループ橋です。
温泉入浴、良かったです。
その後は男鹿半島を巡ったり、
仁賀保高原を走ったりしながら帰路へ。バイクには(塩カルまみれになるので)酷でしたが、珍しい体験が出来ました。
(なおこのレベルで雪国走ったら細部までサビだらけになるのは必至、ブレーキキャリパー分解洗浄とか細かいレベルまで洗浄が必要だと思います。新しいバイクで行くのは止めたほうがいいでしょう。)
4月の諏訪エリア
この年は桜の開花も早くなりました。諏訪から穂高連峰を遠望。
諏訪の西山公園の桜。
4月中旬、暖かかったので(若干道路凍っていましたが)高ボッチ高原に上がってみました。
ゆるキャンでコーヒー沸かしてた広場です。
2018まとめ2へ続きます