2017年ツーリングまとめ その3
9月、月山登山&ツーリング
台風が来たので、これを期にツーリングに出掛けることにしました。目指すは10年前に登山中、9合目で足が攣って敗退した月山。
なお月山登山口への道は狭く、マイカーや大型観光バスが多いので苦行です。ツーリングロードとしての旨味はありません。登りは早朝だったので遭遇する車0でしたが、帰りは路肩に身を寄せて大型観光バスと何台もすれ違いました。
真っ直ぐ登る登山者達を横目に、まずは弥陀ヶ原を散策。空の青を写した池塘が綺麗です。
まるで天上界ですねー。
40分ほど散策して、遠くに一人しか姿を見掛けませんでした。こんな凄いのに。
弥陀ヶ原を堪能した後、月山山頂へ向かいます。登山道は初心者向きで勾配こそ緩やかですが、道程が長く、石も多くて体力的にも膝にも結構ハード。蓼科山より少しキツイかも。
新庄盆地を覆う雲海はなかなか消えませんでした。
一つ目のピークを過ぎて。
中腹は人の手の入らない湿原に覆われています。
山頂到着。月山神社の境内にピークがあります。残念ながら境内は撮影禁止。500円を納めて参拝しました。
山頂は境内ですが、北側の三角点に登れます。
南側、月山スキー場の夏山リフト乗り場からの道程。こちらの方が登るのは少しラクだと思います。
8時間ほど掛けて登山、最後の方は力尽きて、もう一歩も歩けない状態で駐車場に戻ってきたのですが、バイクに乗ったら何故か元気に。
せっかくの快晴なので鳥海山にも行ってみることにしました。
県道368で鳥海高原から鳥海山登山口に登っていきます。ブルーラインに隠れて目立たない、穴場の県道です。なお開通は7月位から。
登山口駐車場でUターン、庄内平野へ下っていきます。
この後は鳥海ブルーラインを走って、帰路に着きました。登山で体力使い果たしてバイクに乗れなくなっちゃうのではと若干危惧していたのですが、使う体力が別物のようで杞憂でした。登山とバイク、同時実行可能なようです。
夏の立場川橋梁
久々に富士見町の立場川橋梁を訪ねてみました。今まで冬にしか来たことが無かったのですが、夏は雑草生い茂って散策には不適のようです。訪れるなら5月までか、11月以降ですね。
再び山梨の白山へ
白山神社に再訪してみました。
相変わらず誰も居ない遊歩道です。
隣の山梨県立武田の杜も訪ねてみました。狭い入口で不安になりますが直進すると広い駐車場があり、展望が開けます。パノラマという点では桜の木が少し邪魔ですが、桜の季節は良さそう。
八方尾根トレッキング
シルバーウィークは台風襲来で営業的に大打撃でしたが、18号が過ぎ去った火曜日は台風一過の快晴、ちょっとお出かけしてみることにしました。
目指したのは久々の八方尾根。黒菱林道を登っていきます。
リフトを乗り継いで終点まで。
八方池!素晴らしい景色でしたが、でも6月頃の残雪の八方の方が更に良いのは確かですね。
磐梯吾妻・秋田阿仁・森吉ツーリング
関東甲信は秋雨前線が掛かって雨予報だったので、前線より北側にあって晴れそうな東北を目指してみました。母成グリーンラインで裏磐梯入り、おなじみ磐梯吾妻スカイラインで浄土平を目指します。くねくねと高度を上げていくのがいいですね。
夕方になってしまいましたが浄土平。特異な風景と高所感がいいです。あとこの時間になるとがら空きなのもGOOD!(寒いので防寒はバッチリしています)。
初日は北上市街に投宿、翌日は銀河なめとこライン、県道1号、R46仙岩道路を経由して、R341宝仙湖へ。
そこから阿仁、つまりマタギの里へ、ぶな森トンネル(近年開通したあまり知られていない長大トンネル)で抜けようとしたのですが、まさかのクマ出没による通行止め。ここまで来て、うう~ん、舗装の車道でこれは無いんじゃない!?と思ったのですが、基本的にルールは守りたい人(人様に迷惑掛けない時を除く)なので断念。しかし、これって人喰い熊が出ているとしか思えません。熊が人を恐れていない?マタギはもういらっしゃらないのでしょうか?
大覚野峠越え。
完成した森吉ダムに沿って、くまげらエコーラインで東へ進んでいきます。
くまげらエコーラインの途中、妖精の森へ寄り道。
旧森吉スキー場のアクセス路。2車線快走路ですが、今は通る車もほぼゼロ。西武がバブル期に描いた森吉大リゾート計画の夢も潰え、今は何も無いがあります。終点の大駐車場は植樹が始まっていました。
森吉山麓高原は初めて訪れました。人里遠く離れた深いブナ林が良かったです。ほとんど人に遭いませんでしたし。
前回雨だった「くまげらエコーラインのリベンジ」を狙ったのですが、残念ながら崩落通行止めで鹿角には抜けられず。この後は安比の林道等を探索して帰りました。
このツーリングの主目的は「ぶな森トンネル」と「森吉高原」と「くまげらエコーライン」の3つだったのですが、うち2つがNGと残念な結果に終わりました。
恵那峡~美濃東部農道ツーリング
10月中旬の火曜定休日、恵那ICで降りて県道72を走ってみました。途中、県道72旧道(大型車通行禁止)から眺める大井ダムが良かったです。大正13年竣工、日本初のダム式水力発電所とのこと。
県道72は新道と旧道両方走ってみると面白いと思います。
恵那峡も訪れてみて悪くなかったのですが、休日は混みそうなので訪れたくない感じ。
県道72に戻って、遠ヶ根峠越え。1.5車線と2車線の広狭混在路でした。狭い区間も長いですが、上の方はこんな感じ。
その後は美濃東部農道の案内図があったので、トレースして郡上八幡を目指してみることにしました。
まずは黒川東白川トンネル。森林総合研究所謹製、昔で言う森林公団(大規模林道を作っていた所)ですね。税金の無駄遣い・・・。
と文句を言いつつ、先へ進みます。誰も通らない・・・立派なのに・・・。
一部工事中通行止め区間がありましたが、看板によれば工事期間はH30春までとなっていました。来年からは快適に全線走れるのではないでしょうか。マップルから想像するよりはキチッとした幅広快走路です。
10月下旬、寒波襲来、美ヶ原積雪
10月26日、あまり秋らしい晴れの天気が少ないまま、寒波がやって来てしまいました。美ヶ原も雪景色。
2017年は秋も散々な天気でした。
美麻~白馬~富山日帰りミニツーリング
定休日の火曜日、関節した北アを見たくて、美麻を訪ねてみました。鹿島槍が大迫力!
白馬を抜けて、そのまま富山まで行ってしまいました。
新町の富山藩主城下眺望の所から称名滝が見えたのは意外でした。
夕日が乗鞍岳から御嶽山へ
秋が深まり、夕日が綺麗に見えるように。
姫川・糸魚川ツーリング
長野県と新潟県の県境、旧R148国界橋を訪ねたら廃道化していました。
国界橋北側の葛葉峠は通れるようになっていました。いい雰囲気です。今のR148は長大トンネルの連続ですが、昭和の頃はヘアピンが連続する峠越えの道だったのです。
続いて、県道483大峰峠名物、カラー塗装のジェットコースターロードへ。
県道485は広めの1.5~2車線ですが、高浪の池を巡る道は極狭路なので注意。
海谷渓谷を訪れてみました。紅葉が綺麗そう。
桜山公園、秩父ツーリング
アクセス路は短いですが1.5~2車線で走りやすく、バイク用散歩道としてはなかなか良いところでした。その後は県道13、44で秩父入り。
秩父華厳の滝に寄り道。
みどりの村から合角漣大橋(かっかくさざなみおおはし)まで短いですが、あまり知られていない2車線快走路。
東北、栗駒ツーリング
1日目 新潟 山古志
ロッジの夏季営業が終了した11月の第二週目、東北を訪ねてみることにしました。R17で三国峠越えして新潟入り、山古志村に寄り道してみました。震災の爪痕は目立たなくなってきていて、独特の長閑な風景と道路が広がっていました。
金倉山展望台に登ってみました。徒歩10分弱歩かなくてはいけませんが、景色は凄いです。この後は六十里越街道と大峠道路を夜走りして、深夜の米沢入り、投宿。
2日目 山形内陸を行く
米沢から内陸を北上していきます。国道13号線は大型トラックがひしめく幹線道路で、あまり走りたくはないので、出来るだけ山際の広域農道や県道を繋いで走ることにしました。ぶどう松茸ラインはなかなか良かったです。月山や朝日連峰が冠雪していました。
面白山高原駅を訪ねてみました。ホームから渓谷にハイキングが出来て面白いところでした。但しここまでの道は極狭路。冬季は電車でしか来れない駅だそうです。
電車でしか来れなかったスキー場は廃墟と化していました。
面白山高原駅から天童高原までの道は舗装も新しく、1.5車線ですが走りやすかったです。上り詰めると天童高原。
天童高原に到着。高原を周回する新設の2車線快走路が出来上がっていてGOOD!
二ツ石ダムスカイライン(仮)。さすがの当サイト読者様でも走った事ある方はほとんど居ないのではないかと。人家も人通りも皆無の山奥に延々続く2車線快走ワインディングロード。走りながら、この道は何かの冗談か、夢でも見ているんじゃないだろうかと思ってしまいました。
R47は幹線道路で走りたくなかったので回避、南側から農免農道と県道を使って鬼首温泉にアプローチしてみました。鬼首の潟沼は硫黄が噴出するカルデラ湖です。
2日目は吹上高原キャンプ場に投宿。
3日目 栗駒南麓周遊
3日目は栗原市の深山牧場を訪ねてみました。ここが360度の大パノラマ、荒砥沢ダムから登る道も2車線ワインディングで大当たりでした。
荒砥沢ダム。堤体を直接登っていくのは珍しいのではないでしょうか。
荒砥沢ダムから栗駒高原までも快走路!昔工事中だった区間も開通して快走路になっていました。
栗駒焼石ほっとライン。人家皆無の快走路でした。
ほっとラインを通って胆沢ダムへ。国内NO2のロックフィルダムです。小沢ダムとも言われ、ほっとラインともども、かっての権勢が伺えます。
4日目 仙台NAPSでタイヤ交換、他(天候イマイチ)
4日目は仙台でタイヤ交換後、蔵王コスモスラインや小坂峠、先貫森、片曽根山等を巡りました。夜走りして、会津若松に投宿。
5日目 雄国沼ハイキング、喜多方、山都巡り
5日目は雄国沼ハイキング。遊歩道では誰にも遭いませんでした。会った人は駐車場でドローンとばしてる方がお一人だけ。
飯豊山はもう冠雪していました。
喜多方、山都、只見、R252六十里越街道、小出、十日町と走って、豊田飯山ICから高速を利用し蓼科帰宅しました。
富山ツーリング
11月中旬、信州高原部は朝晩は凍結が始まり、そろそろ走り納めです。とりあえず海に近い所ならまだ走れるだろうということで、富山平野に出てみました。
(凍結が怖くて)11時位にならないと出発出来なかったので、富山到着は夜、富山駅がカッコ良かったです。市内一泊。
翌朝、呉羽山公園展望台から、富山市街と北ア立山連峰を眺めます。
実は現地案内地図が間違っていたため、前回訪問時迷って辿り着けませんでした。今回はそのリベンジ。
尾根伝いに走っていきます。
北陸新幹線が写せます。逆光でなければ良かったのですが・・・。
呉羽山スカイライン途中のしらとり広場展望台が一番パノラマ感があるように思います。山岳音声案内付き大型双眼鏡が備え付けてあります。
呉羽山スカイラインです。マップルだとほとんど描かれていない道ですが、ちゃんとした観光道路になっています。
八尾の広域農道などで南下。
牛岳温泉スキー場へ。
スキー場のトップに鉄製展望台あり。
素晴らしい展望でした!道も走りやすく、快晴ならお勧めです。
房総日帰りツーリング
富津岬の展望台。意外に構造がトリッキーで怖くて面白いw。
MC41の走行距離は8万2千キロ程、ステムベアリングがガタガタになって走行中ハンドルが振れるようになったので交換、リアサスもすっかり抜け、直線舗装路の凸凹でタイヤが浮いてトラクションがやたら抜けるようになったので交換、試走で軽く房総を走ってきました。
県道182志駒渓谷もみじロード~県道88~阿波グリーンラインという内陸定番ルートで房総最南端へ
帰りは東京湾フェリーを使いました。横浜横須賀道路が値下げしたこと、横浜横須賀道路と湾岸線が繋がったこと、東名横浜IC高架工事が完了したことなどから、昔よりは使いやすくなったと思います。
夜間航行になりましたが面白かったです。飛鳥2が航行していました。
固定は独特。
伊豆で達磨山に登りました。
2017年の締めは、鬼石の桜山公園から道祖神峠超えで。あまり知られていないであろうマイナー峠を制覇出来てちょっと満足。CBRは冬の間、群馬県に保管してあります。
とこんな感じで2017年は終了。1月の冬の王ヶ鼻、春の妙高、月山登山、晩秋の栗駒が印象的でした。ただ、北海道にも九州にも行かず、遠出出来なかったのがちょっと物足りない感じ。
3月になったら冬眠中のバイクを発掘して、出来れば四国あたり行きたいところですが、同人誌の編集を頑張らなければいけないので時間が無さそう。梅雨時か台風が近づいたら、また遠くへ行きたいです。