2018ツーリングまとめ3(鳥海山、北海道、南九州・R439剣山ツーリング)

2018年の夏は、7月から8月前半に掛けて例年にない異常な暑さが長く続きました。

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関東どころか、信州でさえ37℃が続出。あまりの暑さにツーリングに出かける人も少なくなり、ライダーハウス的にも困った夏となりました。(まあウチの辺りの最高気温は26度程度で快適だったのですが・・・途中が暑いのでなかなか来れないですよね。)

新潟・鳥海山山麓ツーリング

9月初め、関東甲信に秋雨前線掛かって天候不順が続いたため、東北に脱出することにしました。夕方出発して秋雨の中を走り、深夜11時新潟県新発田着、一泊して岩舟北部広域農道で北上して行きます。

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さほど長い道ではありませんが、交通量少なく、越後北部らしい山奥な感じが良いです。誰にも遭わなかったし。 

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更に北上して鳥海ブルーラインへ。日本海を見下ろす風景が素敵。

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8月は大混雑だったと思いますが、9月は人も車も少なくて爽快でした。

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仁賀保高原を駆け抜けて・・・。鳥海グリーンラインに繋げて走ります。

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一旦グリーンラインを外れて登山口に向かって登っていきます。

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祓川登山口に広がる竜ガ原湿原を訪れてみました。湿原としては月山の方がいいかと思います。

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鳥海グリーンラインの終点近く、フォレスタ鳥海から奥山放牧場へ入っていきます。この道は初めて。以前2回ほど11月に訪れて冬期通行止だったのですが、今回は走れました。未知の道はワクワクしますね。

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このフォレスタ鳥海から奥山放牧場を経由して法体の滝へ抜ける新道が良かったです。鳥海山山頂を眺めつつ原生林の中を行く、綺麗で交通量の少ない二車線ワインディングロード。あまりに爽快で2往復してしまいました。

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まっぷるだと白い道になっていますが、それだけに通る車も僅かなのがいいですね。

その後は鬼首道路や広域農道を経由して仙台手前まで出て東北道で帰宅しました。

北海道ツーリング2019

さて、8月下旬からは秋雨前線が早くも停滞、台風と相まって10月上旬まで天候不順が続きました。おかげで宿の方は閑古鳥が高らかに鳴いていたため、私の方は9月下旬、北海道ツーリングにでかけることにしました。

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今回は日中仙台港まで走った後、太平洋フェリー(仙台~苫小牧)に乗り込みました。

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苫小牧に上陸してすぐ、市内にある樽前山登山を敢行。

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数年前フェリー内に掲示されていたポスターを見て、その非日常的な風景に心を奪われ、いつか登山してみたいと思っていたのですが、念願叶いました。突如として現れる地獄のような荒野。見晴らしも最高で、面白い体験でした。まあかなり活発な火山なので要注意ではあります。自分はメット被って登りました。

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支笏湖の夕焼けが綺麗でした。

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日本最初のユースである支笏湖YHに宿泊。古い小学校のような巨大YHに旅行者私一人だけ。

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いかにも昭和な8人部屋に私一人だけ。味のある?宿泊となりました。

翌日は千歳→夕張→三笠→富良野狩勝峠と走って上士幌航空公園にキャンプしました。

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兵どもが夢の後。夕張を巡ったあと・・・。

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三笠鉄道村へ。なかなか充実していて良かったです。軽い鉄道ファンでも半日位は展示見て遊べる位、充実していました。

上士幌航空公園に一泊した後、釧路→北太平洋シーサイドライン→摩周→北見と走って西興部でキャンプしました。

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西興部が北側の起点となる道道137が良かったです。誰も来ない原生林の中を独りひたすら走ります。楽しすぎる。

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がら空きの北見峠越え。旭川に降りてきて当間でキャンプ。

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翌日旭川21世紀の森を訪ねてみました。外周路が穴場の快走路でした。

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その後は道道1116へ。

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誰も通らない道道1116。数年前に新規開通してすぐ崩落通行止となっていましたが、今年は通れました。まだあまり知られていない道ですが、今後は利用者が増えると思います。

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忠別湖畔に出て大雪山旭岳を眺めます。

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美瑛の広域農道を繋いで市街地を迂回しつつ南下していきます。

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噴煙を上げる十勝岳が大迫力でした。

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歌志内の神威岳。まあまあです。

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今回の目的の一つが函館周辺だったのですが、台風24号の長野県直撃と北海道上陸が予想されたため、早めに切り上げて室蘭からフェリーで帰路につくことにしました。ちょっと残念ですが、次への課題が出来ました。

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フェリーの出港まで時間があったので個人的に好きな測量山展望台へ。こので2時間ほど景色の移り変わりを眺めた後、室蘭→宮古便のフェリーで本州に戻りました。翌日は東北道をひた走り、夕方、信州が暴風圏に入る2時間ほど前に帰宅しました。

台風被害による茅野市内停電と万座温泉

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台風24は茅野市に大きな被害をもたらし、ロッジも2日間停電してしまったため、万座温泉の豊国館に入りにいきました。人は選びますが、古くて鄙びていて濃厚な硫黄泉で良かったです。

秋の信州。10月下旬の紅葉と11月初旬のアルプス冠雪

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10月23日、女の神展望台からの紅葉もピークに。

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11月2日、前日に寒気が入って北アの冠雪が予想されたため、気温が上がってからビーナスを走ってみました。霧ヶ峰から中央アルプス御嶽山

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 乗鞍岳と北アの高峰は冠雪していました。

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立山連峰です。

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白馬三山。北に行くほど雪量が増えます。

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八ヶ岳や南アの冠雪はまだ。池のくるみ湿原を経由して帰宅しました。

南九州ツーリング&剣山登山

公式WEB予約でフェリー料金がバイク込み11700円と格安だったこともあり、大阪から鹿児島までさんふらわあで行ってみることにしました。

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大阪湾の夜景をぐるっと見渡しながらの航行。新型きりしまは快適でした。

 志布志に着いたら垂水まで走り、鴨池・垂水フェリー鹿児島市街へ渡ります。

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このフェリーは初めて乗りましたが、桜島がよく見えて凄かったです。バイク込み750円、ほぼ50分毎運行の利便性がいいです。

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志布志港に到着して、その日の午後には薩摩半島の西側の突起、野間半島に到達しました。本土の最果てですが、フェリーを使うと意外な程近いです。まあ一晩寝ている間に大阪から鹿児島まで行ける訳ですから当然ですが。但し、ここから自走で帰るとなると果てしなく遠いのですが。

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穴場の亀ヶ岡展望台からの眺め。ここまで来ると人も少なく、南の最果て感があって良いです。

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なんと言っても野間半島を巡るR226がいいです。

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野岳からの夕景。

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上陸初日はかいもん山麓ふれあい公園キャンプ場に駆け込み。ここは受付結構遅くまでやっているから助かります。

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薩摩半島大隅半島の道もだいたい走ってしまったので、今回有名観光地と道は無し。行ったことがなかった指宿の魚見岳にバイクで登ってみました。道は荒れた1.5車線舗装路。

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展望台から見渡す360度のパノラマが良かったです。ホントに誰も居なかったけど掘り出し物でした。

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なんきゅうフェリーで薩摩半島から大隅半島へ渡ります。

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大隅半島では雄川の滝を訪ねてみました。インスタ映えで大ブレイク中。アクセス路は極狭路なのですが、どうやって来たのか大型観光バスも数台。沢山の観光客で賑わっていてビックリしました。滝も綺麗で良かったです。但し駐車場から徒歩往復1時間位歩くので、ライダーの人に勧めるのは?が付きますが。大隅半島はバイクで走ってこそ楽しい道が沢山ある場所ですし、歩いている場合じゃない気も・・・。

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2泊目は志布志市の隣、大崎町のくにの松原キャンプ場。ここも冬でもやっているから助かります。翌日は都城でタイヤ交換。

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宇目・須木大規模林道など宮崎県の山奥の道を走り回りながら北上していきます。高千穂、阿蘇を経由して別府温泉へ。

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別府から宇和島運輸フェリーで四国に渡りました。ロープ一本で7台・総重量1.5トン位のバイクをまとめて固定しちゃうのには、ちょっと。フェリー会社自慢の新型船なのですが。

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翌日は四国の西予の辺りとカルスト西部を探索、その後に酷道ヨサクことR439に入りました。

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 日本で最も有名な酷道ヨサク。今回のツーリングの目的の一つが、R439の未踏だった徳島側の区間を走ること。やっと達成出来ました。

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 しかし、四国はとてつもない狭路の先に人家が点々とあるのに驚かされます。買い物するのも一苦労だと思いますが。

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R439走破の途中、リフトも利用して剣山に登ってみました。リフト終点から1時間ほどの登山でしたが、とても爽快なパノラマ風景を見ることが出来ました。なおインバウンドで外人さんが多かったです。

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下山して、さらにR438/439を下って行きます。よくこんな崖に道を造ったなぁと。

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徳島から南海フェリーで和歌山に渡って帰宅しました。

今回フェリーに5回乗ったのが印象的でした。西日本ツーリングではフェリーの利用回数がとても多くなりますね。

11月中旬の信州

九州・四国ツーリングから帰ってくると信州は冬でした。朝晩は氷点下、バイクで走れるのは暖かい晴れた日の11時から17時位までという限られた時間になります。

限られた時間を使って、小川村、白馬村、聖山などを訪ねてみました。

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11月下旬、太陽が御嶽山の西側に沈むようになるとツーリングシーズンは終了です。CBR250R(MC41)は冬眠へ。春になったらどこに行こうかな!