2021まとめ3 秋から冬にかけて(南信県道1号、阿武隈、越後)CBR250R→ジクサー250
南信・長野県道1号線ツーリング
夏から秋は南信を重点的に調査しました。
県道1号線は温田の狭い生活道路を通り抜ける箇所がイマイチだったのですが、2017年に温田トンネルと南宮トンネルが開通して南宮大橋と接続し、走りやすくなりました。
その他も改良が進み、飯田市~泰阜村~天龍村平岡まではほぼ快走路化しました。県244と組み合わせるのが走りやすくてお勧めです。
県道1号線の北半分はなかなか良いツーリングルートです。泰阜村役場付近に一箇所狭路残りますが、実は役場前を通る2車線村道で迂回可能です。迂回路の看板を置くか、2車線の村道の方を県道指定してほしいところです。
県道1号線の南半分となる天龍村~佐久間ダムは延々と狭路が続きます。通った人に聞くとことごとく、もう通りたくないwと言うのですが、通行止が多く私はまだ未経験。この日も通行止でした。
阿南町の塔の観音展望台に寄り道。150m程歩きますが、景色は良かったです。
太陽が左に移動していきます。
槍ヶ岳も冠雪。10月後半から寒気が入りやすくなり冬が早めにやって来てしまいました。
雲海に浮かぶ御嶽山。
秋も深まった日に県道1号線南半分を訪ねてみました。
佐久間ダム脇のトンネル。ダム工事機材を搬入するためか天井が高いです。
静岡県から愛知県へ。県道1号は三県を股に掛けて走ります。
トンネル区間は面白かったです。ただ凄く酷い道というわけではないのですが、あまりにも狭路が長すぎてお腹いっぱい。ここを走るのは一回で十分だと思いました。酷道険道マニアの方のみお勧めしておきます。
王滝村の紅葉
秋の御岳湖から眺める紅葉と御嶽山が綺麗でした。
御岳スカイライン途中から木曽駒を展望。
王滝村の紅葉は綺麗で大規模なのに、あまり人が来ません。ちょっと勿体ないです。
小淵沢の富士見台から。今年は富士山の冠雪も早めでした。
阿武隈山地ツーリング
11月半ば、宿をクローズしてから阿武隈山地ツーリングをしてみました。最初に目指したのは霊山。登山口の駐車場からも岩山が良く見えます。
宝寿台に登ってみることにしました。はしごがスリル満点!
凄い展望。
下山して林道霊山線を走りました。短いですがアップダウンとカーブで綴るジェットコースターロード。楽しい道です。
途中の展望所から吾妻小富士や蔵王を眺めることができます。登山すると楽しいですけど、登山しなくても楽しめる場所です。
国道399で南下し飯舘村へ。
森林基幹林道花塚線が良かったです。
2車線の展望の良い快走路。出会った車は3台程と交通量僅か。あまり知られていない道だと思います。MAPPLEでは白い細線かつ不完全に描画されています。
次に移が岳広域農道(仮称・正式名称不明)を走りましたが、こちらも快走路でした。
阿武隈ツーの最後は石川広域農道を走りました(地図参照)。以前アルトで走って意外なほど良かったので今回主目的にしたのですが、凄く良かったです。
関東周辺でこれだけ長距離の、何もない、空いている道はそうそう無いと思います。但し何もないから良い系の道なので、何かを期待する人には不向きでしょう。
13万km位からオイル消費が激しくなってきたので、出発前にHより多めに入れておいたのですが、2日走って帰宅したらLより油面が下がっていました。エンジンもそろそろお疲れのようです。エンジン以外にもトラブルを抱えて応急処置だらけ。これ以上治すより買い替えたほうが経済的と判断し、ジクサー250に買い換えることにしました。今年余り遠出しなかったのはトラブルを抱えて長距離が不安だったというのもありますし。
阿武隈山地ツーリングのルート図です。石川広域農道が良かったです。
2021年時点の帰宅困難区域の交通規制図。特別通過交通ルートは許可証が無くても通行可能なルートとなります。自動二輪と原付きで走れる区間は僅か。常磐道と国道6号線は自動二輪、原付き通行可です。
MC41ファイナルツーリング
MC41ファイナルツーリングということで、ダート路があって敬遠していた辰野市の大城山に登ってみました。開放感があって良かったです。ただオンロードバイクはやめたほうが良さそう。
さらにダート路を北上。
やはりダートだからと避けていた日本中心の展望台へ。
360度の大パノラマで思った以上に展望の良い展望台でしたが、1.7kmほどのダートがあり、運転中はひたすら下を見て尖った石を避ける作業が続きました。舗装すれば人気展望台になると思うのですが惜しい。
このルートはオフ車推奨します。まだバイクだから尖った石を避けつつ走れたのですが、乗用車では高確率でサイドカット・パンクすると思います。
CBR250Rは13万2千kmでお別れとなりました。ありがとうございました。
ジクサー250(2021年式)受領初日ツーリング
ジクサー250がやってきました。まずは慣らしで甲斐駒ヶ岳広域農道を往復。自転車みたいな軽い乗り味にびっくり。あまりに軽くパタンと寝るので最初は戸惑いましたが、500km程山道を走り回ったら慣れて丁度良くなりました。人間、慣れるものです。
エンジンはウオータージャケットの代わりにオイルジャケットを巡らせた新型油冷です。アイドリングから粘りつつトルクフルで、高回転まで軽やかに回ります。全回転域でレスポンスが良く、パワーバンドをキープすると相当元気に走る事ができました。予想を上回るいいエンジンに大満足。スズキ凄い。もう一生これでいいと思いました。
写真の通りエンジン小さい!この超コンパクトさが重心の低さと独特の軽快感を生み出しているようです。ただヒラヒラ感が非常に強いので(VTR250と比べても数段ヒラヒラ感が強い)、落ち着きのある乗り味が好みの人には全く合わないと思います。自分は小さくて軽快なマシンが好きなので大満足です。
定価45万円は現行250クラス最安値です。軽い・速い・安いマシンが欲しい方にお勧めです。
なお高速道路も走ってみましたが、120km/h巡航程度なら安定性もパワーも余裕がありました。開発者インタビューによるとヨーロッパで走り込んでセッティングしたそうなので、意外に高速セッティングとなっている気がします。お金と時間があって天候さえ良ければ、信州から青森や阿蘇へ1日で気軽に行ける実力のあるバイクに仕上がっています。バイクよりお金と時間の方が問題ですね。
出来れば大切に20年位乗って、純ガソリン車が希少になった頃に売って老後の資金の足しにしたいwと思っています。甘すぎるでしょうか?
ジクサー250は出荷時にハンドルを握った時に小指側が高くなる角度でセットされているようです。オフ車みたいに暴れるハンドルを抑え込むとか、モタード乗りをするならいいのですが、オンロードのロンツーでは余計な力が入りやすいし疲れるので、ハンドルを回転させて小指側を少し下げた方がいいかと思います。六角ボルトを緩めハンドル角度を変えて締めるだけです。
500km程走ってオイルとオイルフィルターを交換したら、ビックリするほど汚れていました。インド製なのでパーツの工作精度とかは微妙そうですし、これからオーナーになる人は初回と2回目は早め交換した方が良さそうです。
慣らしツーリング2回目は、南信は下條村の極楽峠パノラマパークを目指しました。素晴らしい大パノラマ。
南アルプスの主要峰を一望出来るのが良いです。ただ見える山のほとんどが遠方なので、視程距離が長い快晴の日を狙って行く必要がある展望台だと思います。
極楽峠パノラマパークまでの道は1.4車線狭路。見通しが悪くカーブミラーが少ないので走りやすいとは言い難いです。なお南側の阿南町側に降りる道は十年前に走った時は苔の生えた極狭路でした。下條村側からの往復がお勧めです。
デジタル一眼レフカメラの収納とツーリングマップル(ツーリング中は紙地図しか使ってない)の収納にタンクバックは必要不可欠です。ジクサー250は樹脂カバーで磁石が付かないため、新古品で安く入手出来たGIVIのタンクロックを付けました。ジクサー250には丁度いいフィット感。給油口への取付で位置が全くずらせないため車種によってはライディングの邪魔になるか、取付不可の可能性がありそうです。
新潟ツーリング&ドライブ
ジクサー250の慣らしツーリング3回目ですが、マイペースで走れて距離を稼げそうということで、またまた小岩トンネルを通って日本海を目指しました。
国道402号線越後七浦シーサイドラインで海沿いを走ります。ずっと海沿いを走る景色の良い道で、平日はがら空きなのですが、日曜日のこの日は観光車・バイクが多く、カニの店が並ぶ寺泊市街地は人で溢れ、道路も渋滞していました。カニが食べたい方は是非。私は渋滞を見た瞬間に逃げたくなるタイプなのでスルーしました。
角田山灯台の遊歩道を初めて歩いたら、凄く面白い道でした。寺泊商店街は大混雑だったのに、ここには誰も居ない不思議。
駐車場からこのトンネルを通るだけで海蝕洞に出ます。3分ほど歩くだけでも十分面白くお手軽です。灯台まで登ると一周20分ほどになります。
新潟ドライブ
アルトで安曇野~白馬~糸魚川と走り夜の日本海側を北上、道の駅出雲崎で車中泊し夜明けを迎えました。
夕凪の橋海上遊歩道。
再び角田岬灯台を散策。
鉄道の街、新津を訪ねてみました。
規模は中くらいですが、鉄道資料館がなかなか良かったです。鉄道の歴史は地域の発展と密接に結びついているので、興味深い展示となることが多いように思います。
新潟県小千谷市の山本山を訪れてみました。ダート路を苦労して登ったのですが、山頂に着いてみると反対側から2車線の綺麗な舗装路で登れる事が分かってガックリ。行きやすい展望台です。
360度の大パノラマ。こんなに良い展望台があったとは!春になったらまた来てみたいと思いました。
ジクサー一ヶ月点検と池のくるみ、県道424諏訪茅野線、伊藤長七先生公園
県道424号線を走っていて、木を切ったら展望良さそうだなと思いつつ、ふと見たら階段があったので登ってみました。
木が切ってありました。ビックリ。30秒ほど歩いて登るとこの景色。近所にこんな絶景スポットがあったとは!まだまだ発見がありますね。来年も新たな発見が出来ますように!
そして雪の季節へ。ジクサー250は半月で1100km程走って冬眠となりました。4月になったら雪の中から掘り起こして、ツーリングに行きたいと思います。
来年もよろしくお願いします。
2021まとめ2 春から夏の信州と日本海
県道401号線・七二会地区。北アと桜のコラボ
4月15日。桜の季節が良さそう思った県道401号線七二会地区を再訪してみました。予想以上の素晴らしい景色。
春日山公園から北アを展望。
すぐ近くにある岩草分校跡。綺麗に保存されイベント等が開催されているようです。
のどかな景色が続きます。
日向木場展望台からアルプスを展望
5月6日。スーパーに行くついでにR299の日向木場展望台を散策してみました。
八ヶ岳、南ア、中央ア、御岳、乗鞍、北アの五竜岳まで視界が広がります。雪山風景はやっぱりいいです。
野々海池の残雪の中へ
5月25日、近年恒例となった野々海池の残雪観察ツーリングに出掛けました。
除雪したて。ブナ林の新緑と残雪のコントラストが素晴らしかったです。
長野・新潟県境となる深坂峠に到着。新潟側の道路はまだ雪の下でした。
標高1090m、5月下旬のブナの新緑の時期にこの雪量とは!毎度ながら驚きです。冬の積雪は10m越えてそう。標高千メートルクラスのエリアとしては日本一の積雪量だと思います。
栄村を南下。対岸に鳥甲山。
秋山林道で奥志賀へ。
志賀草津道路を経由して帰宅しました。
初夏のビーナスライン・霧ヶ峰
6月9日。女の神展望台から八ヶ岳。次第に緑が濃く。
5月中は茶色かった草原も緑が綺麗に。
レンゲツツジが咲き始めていました。
野々海峠を越えて新潟の夏の日本海へ
6月26日、再び野々海高原へ。
深坂峠も夏になっていました。新潟側は通行止だったのでUターン。
野々海峠で新潟県側に降りることにしました。
6月下旬なのにまだ残雪が少しあります。
野々海峠は路面が凄いことに。
これで2車線なら長野県と新潟県を結ぶ人気観光スカイラインになったことでしょう。惜しい。
菖蒲高原に降りてきました。
国道405号線で峠越え。津南~松之山は極狭路、松之山~浦田は狭路ですが、浦田~菖蒲は改良された1.5~2車線で快走出来ました。
大規模な棚田の跡が延々続きます。昔は集落もあったと思いますが、自然に還りつつあるようでした。日本で最も積雪の多いエリアでしょうから。
3月の雪中ツーリングと同じく松代に出て県12経由で県275へ。
R353です。山奥感がいいです。
またまた小岩トンネルで柏崎へ。
米山が見えてきました。あの向こうに日本海。
柏崎広域農道が全線開通していました。ほぼ2車線ですが、一番新しい区間は1.5車線というありがちなパターンとなっていました。
日本海に到着。
笠島駅前にバイクを停めて、海岸を散策してみることにしました。海岸沿いの遊歩道は柵が崩壊して通行止。
現信越本線トンネルの横に旧トンネルがありました。
開通年次はハッキリしませんが、恐らく明治29年頃。レンガ積みということは、まだコンクリート技術が一般的でない明治初期~中期に造られたトンネルだと思われます。通行止でした。
トンネルの反対側へ。
海岸と牛ヶ首層内褶曲露頭。昔は海水浴と観光客で賑わっていたと思われます。ちょっと勿体ないですね。
青海川駅です。
また来てしまいました。
例の橋はまだ掛かっていました。さすがにこの上を歩く気はしないので。
崖を降りていきます。最初に来た時はまだH形鋼の橋桁があったのですが、今や朽ち果てて鉄筋コンクリートのみに。鋼製桁橋が自然に鉄筋コンクリート橋に変化した日本唯一の事例?だと思います。
一番下の土台は洗われて消失していました。これで落橋しないとは。
夏の日本海は良いですよね。きれいで旅情があります。
西群馬開閉所
中之条広域農道で西群馬開閉所を訪ねました。知名度は低いですが、山の上まで続く高圧線鉄塔群は圧巻です。
夏の蓼科
7月半ば、ニッコウキスゲが開花しましたが、今年は久々の外れ年だった模様。静かな夏となりました。
近所の杜鵑峡を散策してみました。ここは吊橋の辺りの景色が良いので、そこでUターンするのがいいと思います。徒歩10分位です。
ふと気が向いたのでスズラン峠と女神湖の中間地点位にある箕輪平遊歩道を歩いてみました。ロッジからバイクで10分ほどの近所にこんな良い遊歩道があるとは知りませんでした。近所でもまだ知らない所が一杯ありますね。
夏の北信ツーリング・高社~奥志賀~秋山郷
8月。第5波がピークに達し、宿は実質休業状態となって時間が出来たのですが、県境越えははばかられたので北信を散策してみることにしました。
上田市、千曲川ほとりの半過岩鼻。あまり有名でなく何時来ても誰も居ないけど、凄い迫力。
たかやしろ見晴らし街道。
木島平スキー場の中を突っ切って高社山を周回。
夏のスキー場の中を走る道って、いいですよね。
清水平林道でかやの平を目指します。狭路ですが路面状態が良く走りやすい道です。
かやの平に到着。
ブナ林が綺麗です。
少し遊歩道を歩いてみましたが心が洗われるよう。
秋山林道で秋山郷へ。1.4車線狭路ですが割と走りやすく、人里離れた感が素敵な道です。
ほとんど交通量の無い五宝木トンネル。中に入るとホッとしますね。
トンネルの上には鳥甲牧場跡地。畑に変わっていました。
国道とは谷を挟んで反対側を走る栄村村道。日本離れした風景が続きます。
諏訪湖の花火を高ボッチから
諏訪湖の花火大会は一生縁がないと思っていましたが(今年は当然中止)、宿の営業を一時停止したので毎日10分程打ち上げているミニ花火大会を高ボッチから眺めてみることにしました。肉眼で見ると小さい。花火大会のことを知らなければ気づけない大きさでした。
に続きます。
2021まとめ1 信州と越後の雪中ドライブ&ツーリング
2020年はコロナの波の合間を縫って北海道・東北・九州等を訪ねましたが、2021年は新型コロナの波が高く、また4月と11月は例年より寒気の入りやすい状態が続き凍結が怖く、あまり遠方に行くことは出来ませんでした。泊まりは阿武隈のバイクツーリング1泊と、新潟へのドライブ1泊の2泊だけとなりました。
1月の美ヶ原へ
2021年1月20日、快晴だったのでアルトにチェーンを履かせて美ヶ原に登ってみました。ビーナスラインは冬期通行止めですが、和田宿から登る細い県道は除雪されています。まずは山本小屋Pへ(美術館へ行く道は冬期通行止め)。
駐車場から10分ほど歩き、牛伏山へ登ってみました。素晴らしい大パノラマ!
北アルプス全景。
立山連峰です。
北ア北部、白馬の山々。
慎重に下っていきます。
諏訪湖まで降りてきました。
氷結して御神渡り出来かけ。
湖岸に氷が打ち上げられていました。
諏訪湖のヨットハーバー(無料Pあり)の先から奥穂高岳や槍岳を望むことが出来ました。湖畔から穂高連邦が見えるのは初めて知りました。
安曇野御宝田遊水池~白馬~上越ドライブ
2月19日、快晴だったので、安曇野、白馬、糸魚川と走り日本海まで行ってみることにしました。
安曇野の御宝田遊水池を訪ねてみました。
白鳥や鴨が越冬中。
いつも寄ってしまう白馬村のザ・ビック。
日本海に出ました。
糸魚川から上越へ。夕焼けをバックに聳える妙高山が迫力ありました。
R18新井付近。さすが豪雪地帯!積み上げられた雪山でセブンイレブンが見えません。
松代の豪雪地帯、雪の回路をぐるぐると
2月22日、更なる豪雪地帯を走ってみたくなり、再び新潟の山奥を目指しました。長野県最北の栄村から新潟県津南町に入り、R353で北上していきます。雪がどんどん深く。
日本有数の豪雪地、まつだいへ。
駅前広場には高さ10m程の雪山が!
すごい雪量でした。でも長野県の高原部より気温が高いので、春先にバイクで走れるようになるのは信州より早いと思います。
雪の回廊をぐるぐる回って帰路につきました。今までに無い変わった体験でした。
CBR250R(MC41)始動。春先のちょこっとツーリング
3月23日、ペンション村内の道路の雪もほぼ溶けたので近場を走ってみることにしました。岡谷から勝弦峠越えて塩尻へ。国道20号塩尻峠は交通量多くせわしないので、最近はこちらを通ることが多いです。
池田町の見晴らしワインロードを初めて走ってみたのですが、北アの爺ヶ岳・鹿島槍、五竜岳が大迫力!ビーナスラインや峠道が凍結で走れない時期にアルプス展望するのに便利な道だと思います。
五竜岳のアップ。
安曇野でまだ行ってない所ということで、篠ノ井線・明科駅北側の旧線跡を訪ねてみました。
トンネルと灯り区間が交互に。レンガ積みのトンネルは雰囲気があり、歩道はよく整備されていて散策が好きな人には良いと思います。ちなみに新線の方は明科駅を出てすぐに長大トンネルとなっていて地下を延々と走ることになります。
遅くなると雪解け水が再凍結して危険なので、日没前に急いで帰宅しました。
日没が乗鞍岳のすぐそばまで来ていました。少しづつ日が長くなり春へ。
北信・七二会~栄村~越後・松代~柏崎、雪中バイクツーリング
3月24日。この冬は前半戦が厳寒大雪だったのですが、2月以降は暖冬少雪へと変化しました。(その代わり4月からGWが寒くなってしまいました。近年気候の変化が激しく、暦通り推移しないですね)
3月下旬にしては暖かく安全に走れそうなのと、MC41も12万km越えてトラブル箇所が増え、そろそろ買い替えが視野に入ってきた(買い替えた方が安上がり)ので、新車では絶対したくない雪国ツーリングをしてみることにしました。
長野から松本に掛けての山間部の道は玉石混交。探索のしがいがあります。R19とは犀川を挟んで対岸となる道を進み、山奥へ入っていきます。
犀川を眼下にぐんぐん高度を上げると、アルプスが見えてきました。
上に登ると、国道19号沿いとはまた違った景色が開けます。この景色の変化が好きです。
県道401に出ました。のどかな山村を繋いで走る最近のお気に入りルート。R19を走っていると気づきませんが、山の上は結構開けています。
北アルプスを眺めつつ走ります。この場所は桜の季節が良さそう。
鹿島槍のアップ。カッコイイです。
県401から細い道を3分ほど登った所にある春日山公園からの眺め。梅が咲いていました。(春日山公園までは急坂急カーブの狭い道なので軽量車推奨)
県401は途中で通行止だったのでUターンし、長野市街を突っ切って飯山へ向かいました。長野市街周辺は雪が溶けて無く春の雰囲気だったのですが、飯山市に入ると一気に雪が増えました。MC41も引退が近いので、塩カルを気にせずガンガン行きます。
みゆきのラインで雪原の中を快走。東側終点の1km程手前で通行止となっていました。みゆきのラインは長野県内で春先の雪中ツーリングするのに最適な道じゃないかと思います。関田山脈の麓なので積雪量はベラボウに多いのですが、標高が500m前後と低く気温が高めなので除雪区間の雪解けが早いのです。(夜間早朝はまだ容易に氷点下になるので油断出来ませんけども)
津南町に入りました。市街地に関しては長野県より新潟県の方が積雪多そうです。
2月に3m程の雪の壁に囲まれていた「ほくほく線まつだい駅」ですが、雪解けが進んでいました。
県道275号線。
豪雪地の集落はこんな感じ。
最近定番ルート化しつつあるR353小岩トンネルで柏崎へ向かいます。
気温12℃。南風が入るため夜まで気温は高め推移予想。安心して走れます。
柏崎にやってきました。
例の橋はまだ保っていました。
まとめ2
に続きます(製作中、年末頃までにアップ予定です)。
2020年ツーリングまとめ6 白馬、甑島、国東半島
晩秋の信州
クラッチ異音、ハブベアリング摩耗、冷却水漏れ等あったのですが、何とか治ししたのと、DIYで初タイヤ交換をしたので、様子見を兼ねて白馬まで走ってみました。
11月中旬、美麻から眺める北アルプス。
R406白沢峠(嶺方峠)から唐松岳、白馬岳。
県道401七二会地区から北アルプスと虫倉山。
九州・賢島へ
甑島(こしきしま)は鹿児島県の西側に位置し3つの島からなる離島です。2020年8月に甑大橋が完成し、3つの島を車道で行き来出来るようになりました。GOTOトラベルで大阪~北九州のフェリーがバイク込み片道実質4600円程だったこともあり、渡ってみることにしました。
行きは名門大洋フェリーを使いました。
移り変わる夕景が素敵でした。
大阪を後にします。
いざ九州へ!
九州1日目はマミこぅロード等、未踏の道を探索しつつ南下。
五木村中心部。
矢岳高原にやってきました。
加久藤カルデラ(60~34万年前と古い)の霧の上に浮かぶ霧島連山が良かったです。
矢岳高原の南側は広狭混在ながら割と走りやすく楽しい道なのでお勧め。北側は長い狭路なので狭路マニアにお勧めでした。
いちき串木野からフェリーに乗船しました。甑大橋開通で今後観光客が増えると思いますが、900トンクラスが1日2往復ですのでキャパに余裕は無さそうです。事前の予約必須だと思います。人だけの高速船もありますが、甑島はバイクや車で渡ってこそ価値があると思いますし。
ダイナミックな地形と道が続きます。甑島の印象を一言で言うと、格好いい島(地形が)です。
木の口展望台からの景色が良かったです。1.4車線の道を10分弱ですが、整備されてまあまあ走りやすかったです。
甑大橋を渡ります。冬は季節風の為に強風なので(冬季は橋の建設工事が中断してたほど)、行くなら5月~10月位がいいかもしれません。橋の袂に二輪車が停められるスペースがあり、橋の上にも上下線合わせて4箇所駐車スペースがあります。
イヤッホー。海の上を走っていきます。爽快です。
鳥ノ巣山展望台。1.4車線の道を3分程。
甑島周辺は鹿児島県有数の豊かな漁場らしく、主要産業は漁業です。GOTOで安く泊って海産物に舌鼓を打つことも可能だったのですが、今の時期に離島の人と接触するのは避けた方がいいだろうと判断し、こちらでソロキャンプさせて頂きました。利用者は私一人。港の食堂が美味しそうだったのですが、夕食はカロリーメイトにしました。
帰りは今まで未訪問だった大分の国東半島に寄り道しました。熊野磨崖仏などを訪問。
国東オレンジロードが予想以上に良かったです。写真の通り道の真ん中に苔が生えていたりもしますが、日当たりの良い所は路面状況も良く、路面変化に対応さえ出来れば楽しく走れました。
交通量がほとんど無く、全長83km幅員7mの道をほぼ自分の専用道路状態で走れました。
峠越えの県道を走っても景色が特異で変化に富み、国東半島は思ったより楽しい場所でした。休日は古刹巡りの車が多い(お寺探しで挙動が不安定)ので注意する必要はありますが、全体として交通量が少なく、バイクで走りやすいエリアだと思います。
大阪GOTO停止が予想されたので、帰路は神戸港行きの阪九フェリーを使いました。新造船で快適でした。ツーリストクラスでしたが、部屋に私一人だけでした。
12月の信州
10月下旬に急に寒くなったのに、11月中旬から12月上旬は季節外れの暖かい日が続きました。北アルプスの冠雪も後退気味。
12月にバイクに乗れたのは初めてだと思います。茅野市内にちょっと良い展望台を見つけてしまいました。灯台もと暗しですね。
12月14日、朝起きたらバイクが雪まみれでした。冬が始まります。
2020年ツーリングまとめ5 津軽ツーリング、岩手ドライブ
夏の津軽ツーリング
8月は津軽までツーリングに行くことにしました。日中はR290で新潟県内を北上、夕方笹川流れまで来ました。夕焼けの向こうに飛島が見えます。そのまま夜走りして23時頃横手市内到着し投宿。
2日目はまたまたみずほの里ロードを通って北上し、田沢・八幡平方面へ。
宝仙湖の男神橋に寄り道してみました。
眼下に岬が見えます。降りてみることにしました。
凄い綺麗な場所でした。駐車場から徒歩1分位で行きやすかったです。
R341で北上。山奥感がいいです!
鹿角~弘前は高速で少しワープ。メロンロードを通って津軽半島・竜泊ラインにやってきました。
数え切れない程のヘアピンカーブで高度を上げていきます。
最高ですね!
眺瞰台から、竜飛岬と北海道。
竜飛岬の海岸へ。
観光エリアの下の遊歩道が好きです。
危険なのでお勧めはしませんが、知られざる絶景だと思います。
R101で白神山地を周回。
途中寄り道した北金沢の大銀杏が良かったです。木の懐に抱かれてる感がいいです。
数十年ぶり位に十二湖を歩いてみました。
昔より道路が良くなっていて、歩くのではなくバイクでちょっと寄り道するだけでもいい感じになったと思います。但し終点駐車場は有料なので、あまり歩かないつもりなら終点手前でUターンした方がいいでしょう。
久々に米代フォレストラインを走りました。完成から十年程、そろそろ荒れてきているかなと思ったのですが、寒冷地で交通量僅かなのに、昭和に竣工した古い区間でも路面状況が良くて感心しました。路盤工事がしっかりしていたと、メンテナンスが良好なのでしょう。
いろいろ探索。白神山地はオフ車の方が楽しめるエリアだと思います。
暫く通行止めが続いていた森吉山のくまげらエコーラインですが、今年は通り抜け出来ました。峠付近は1.5車線狭路ですが、割と走りやすく、山奥感があって良かったです。ブナ林が綺麗で狭路ですが好きな道。ただその分、熊が恐いですが。
森吉高原に寄り道。くまげらエコーラインから高原までは1.5車線狭路です。
男鹿半島に出て寒風山。
男鹿半島西岸。
道の駅あきた港。ポートタワーに無料で登れます。
夕方、鳥海ブルーラインに寄り道。
人気スカイラインも夕方4時頃になると、がら空きになりますね。但し夏でも夕方は寒く、中綿入りインナーを着込んで丁度いい位でした。
夏から秋の信州
9月になっても暑い日が続き、霧ヶ峰も緑色の季節が長く続きました。体調もほぼ復活、ロッジも営業再開し、GOTOで忙しく。
木曽へ
赤沢森林公園ですが、林鉄の展示が小さい部屋ながら良かったのと、遊歩道の風景が良かったです。ハイキングに良い所だと思います。
木曽森林鉄道の野尻鉄橋跡。橋の袂まで行けますが、100m程ダートあります。割と穴場なのでは。
晩秋の信州
蓼科スカイラインは昨年の台風19号で崩れて通行止めでしたが、佐久側から上ってみました。
快晴なら北アルプスバックに、かっこいいアンテナの写真が撮れます。
北アは格好いい!。中央の双耳峰が鹿島槍です。
CBR250R(MC41)も12万キロ。整備に手間が掛かるようになってきました。とりあえずバイクは置いてアルトで出かけることにしました。
岩手ドライブ
岩手県をアルトで走ってみました。今まで素通りしていた室根山に登ったら、なかなか良かったです。天文台まで1.8車線位で道も良いです。
天文台屋上が展望台になっていました。
おおっ、なかなかの景色です。
天文台から山頂までは徒歩8分程。歩きたい人に良いと思います。
下閉伊グリーンロードが全線開通していました。快走路です。
県道5号線が意外に良かったです。峠のトンネルだけ極狭ですが、逆にそのおかげで交通量が絞られて快適です。
前々から気になっていた岩手銀行赤レンガ館。
見学してみました。半分無料、資料館部分は300円。興味が在る方は有料を。
外だけでなく、中も素晴らしく格好いい建物でした。
岩山公園を訪れました。盛岡市街と岩手山の長めが良かったです。2車線路で行けて駐車場完備。
盛岡城跡を散策したら、紅葉がきれいでした。
2020年ツーリングまとめ6 白馬、甑島、国東半島 - lodgemotiveのブログ
2020年ツーリングまとめ4 北海道
梅雨のない北海道へ
2020年の7月~8月初めは記録的な長梅雨となりました。当然宿も閑古鳥。北海道だけは晴れ続きだったので、この機会にツーリングに行くことにしました。
午前中は町内会のビーナスライン草刈り。午後3時頃蓼科出発。東北道をひた走り、午前2時青森港到着。午前2時40分発の津軽海峡フェリーに乗船しました。
津軽海峡フェリーの固定は、リアステップホルダーにロープを回して締める方式。簡単です。
函館エリアの絶景快走路というと、城岱スカイラインときじひき高原がありますが、今回は前回曇りで写真が撮れなかったきじひき高原に行くことにしました。
ヒャッホー!津軽海峡や函館山、市街地を眺めおろしつつ草原の山を登っていきます。最高ですね!!
きじひき高原展望台から北海道駒ヶ岳と大沼の眺め。
平日朝なので交通量は僅か。この開放的な景色と道を独占してしまいました。(きじひき高原は夜間通行止、開門8時半です)
ここは馬の家族が多いようです。
きじひき高原の西側に降りたら、今回はR227-道道795-広域農道?-R5-八雲広域農道で八雲まで走りました。R5より遠回りで時間は掛かりますが、交通量僅かで山奥な快適ルートでした。
道道795続きの広域農道?初めて通りましたが快走路でした。
道道67八雲やまぶきライン。こちらも交通量僅かで良かったです。
八雲育成牧場展望台で一休み。
展望台があって見晴らしが良く、ちょっと休憩に良い場所です。
上陸1日目昼過ぎにニセコパノラマライン到着。
パノラマラインと周辺の道道・広域農道をぐるぐる回りました。
道道66。
神仙沼湿原を散策。綺麗な場所で木道完備ですが、駐車場から結構歩くので、歩きたい方限定お勧めの場所だと思います。
ニセコ北東斜面を走る見晴らしの良い広域農道。
道道58。
夕方、道道32、914、ループ橋のある広域農道で洞爺湖に向かいました。このルートは数年前に舗装が完了したばかり。カタログにもお勧めでマッピングしましたが、人家もほとんど無く交通量僅かでお勧めです。電柱が無いことに注目!人が住んでいません。でも道は良いです。
上陸1日目は洞爺湖畔の沢山あるキャンプ場のどこかに泊まろうと思っていたのですが、湖畔の3つのキャンプ場はコロナ閉鎖。財田キャンプ場のみ営業していてお世話になりました。一泊1700円と周辺のキャンプ場に比べると高いですが、その分トイレも綺麗ですし、客層が良くて快適でした。客層は重要ですよね。
道内2日目はオロフレ峠超えで苫小牧方面へ。
快適な峠道です。
旧道にも寄り道(ここまでは2車線快走路、この先は崩落)。新道はトンネルで抜いて写真左下に出現しています。
土に還りつつある旧道が印象的。
苫小牧では樽前ガローを訪問してみました。R5に看板あります。名所ですが、駐車場等の整備はされていません。重量級バイクでの侵入は不可能では無いですが慎重さが必要な場所。道端にバイクを停めて、どこか降りるところがないかなと探していると・・・。
ロープを発見。このロープがないと無理だと思います。
おおっ、いい感じ。河床まで降りると雰囲気が良かったです。樽前山の噴火で出来た溶岩の割れ目です。
苫小牧市街は交通量と信号が多く通過に時間が掛かるので、苫小牧西ICから高速を少しだけ使って市街地をパス。厚真ICから先は対面になってしまうので、厚真ICで高速を降りて、あとは道道1046,983,74,59,R237と繋いで南富良野方面へ走りました。
二風谷アイヌコタン見学。柱の組み方が見たことのない形式で興味深かったです。
2日目夜は金山湖キャンプ場泊。大規模キャンプ場ですが休日とあって外国語が飛び交い、沢山のグループが深夜2時までどんちゃん騒ぎ。昨今のキャンプブームを実感しました。メジャーキャンプ場は避けた方が無難な時代でしょう。
3日目は早朝出発して美瑛までやってきました。写真はカタログでコース紹介した藤野の丘ロード(仮称)。誰も居なくて良かったのですが、雨が降り出したので、晴れ間を求めて更に北上することに。
JR富良野線の美馬牛駅とキハ150。富良野線は自社単独で維持することが困難な路線10とされていますが、列車で来る観光客はほぼ特急利用者であり、北海道新幹線が札幌まで延伸すれば新幹線利用客にもなる訳で。各種波及効果を考えると観光路線として維持した方が良さそうな気がします。
道道480、R452、道道219、道道937といった美瑛・旭川の西側の山の中を走る道で市街地を迂回、R38バイパスを3分だけ走り、更に道道98、915、72で北上しました。メジャールート走るより遥かに早く、交通量僅かで快適でした。
若桜ロードを独占走行。
道道72江丹別峠へ。
-41.2℃を記録した町、幌加内町へ入ります。日本で最も寒い町とは、いったいどんな寒々しい所だろうと思っていたのですが・・・。
とても-41℃を記録した極寒地とは思えない、穏やかな風景が広がっていました。冬はとてつもなく厳しいのでしょうけど、夏のこの風景を見れば住みたくなる気持ちも分かる気がします。
マップルでは分からなかったのですが、白銀の丘を中心にそば畑の周回路が設定されていました。
朱鞠内湖の脇を抜け、R275で北上します。森の深さがいいです!道北へ向かってる感が気持ちいいのです。
道内3泊目は幌延のふるさとの森公園キャンプ場に宿泊しました。空いているのと、街外れで安心なのが良かったです。
道内4日目、稚内や宗谷岬は雨だったので回避、道道138等を走りました。誰も居なくて独り占め出来たので良かったです。
道道889というと宗谷丘陵道路ですが、実は道道138の南側へも数キロ伸びています。行き止まりなのでクマが出たらどうしようと超絶恐かったのですが、道は良いワインディングでした。
ここから先はダートなのでUターン。マップルによると建設中止らしいです。
天塩まで南下して、天塩川資料館を訪ねてみました。入館料200円也でコスパ良く良かったです。時々博物館に寄って、この地がどうやって開拓されてきたのか知ると、旅は一層面白くなりますね。
留萌中部広域農道を初めて走ってみました。
対向車が全然来ないんですけど・・・。
異世界にでも迷い込んだのではと不安になるほど。人家も無く少し心細く。ここで突然病気になったらどうしよう?誰も通りかからないのでは?
でも意外に道が良くて楽しい!
但し留萌中部広域農道はマップルで正確に描画されてはおらず、現地に看板もなく、迷わずルートを辿るのは難しい道でした。例えば写真はオロロンラインとの交差点の一つですが、看板無いので一発で入れず、一回行き過ぎて迷いました。探索派にのみお勧めしたいと思います。
羽幌炭鉱跡の辺りも走ってみました。古い写真で見る限り、この道の両側にもびっしりと家屋があったハズですが、今は原野と森が広がっているだけ。街が森に飲まれるのは早いですね。
ほぼ全域立入り禁止なので、見学目的で行く価値は?ですが、道は良いです。
目当てのキャンプ場がコロナ閉鎖だったので、夕方再び留萌中部広域農道を戻りました。オロロンラインには沢山のバイクが走っていましたが、この広域農道や3桁道道郡では一台もバイクを見掛けませんでした。せっかく北海道に来たのですから、人っ子一人居ないような道を走ってみるのも楽しいと思います。(熊さえ出なければ)
初山別のみさき台公園キャンプ場にテントを張りました。
実はみさき台公園キャンプ場は上下2段(案内図だと3段)に分かれていて、下段は何十ものテントがひしめいていたのですが、上段は強風のせいか独占状態でした。強風より混雑の方が嫌だったので、私だけ上段に張りました。写真の位置だけ微風、10m離れると強風状態でした。上手いことエアポケット?に張れたようです。
夕焼けに浮かぶ利尻富士。
次第に空が焼けていきます。
印象的な風景でした。
翌日も留萌中部広域農道等を探索していたら、ベアロードの看板を発見。可愛らしい看板に引かれて寄り道しましょう!
ウギャー恐い!三毛別羆事件の現場が待っていました。
留萌を過ぎて、オロロンラインに戻りました。あとは小樽を目指すだけ。
小樽中心部を横切る国鉄手宮線跡。北海道で最初の鉄道路線がここ。明治初期に建設されて三笠から手宮まで石炭を運んでいました。今は遊歩道になっています。
終点の手宮駅跡は小樽総合博物館の鉄道展示に利用されています。昨年冬に訪れて気に入ったけど、冬期は列車郡に雪よけカバーが掛かっていて一部しか見れなかったので(その分、冬は入場料が安い)、今回はじっくり見学しようと思っていたのですが、休館日でした。ガッカリです。
なお博物館は札幌市が月曜休館、小樽市が火曜休館となっているので、札幌・小樽観光するなら月曜日に小樽、火曜日に札幌に行くと良いと思います。
チケット取っていなかったのですが、無事、新日本海フェリーの新潟行きに乗ることが出来ました。新型船になって高速化されたこともあり、昔は10:30出港だったところ17:00出港に変更されて、最終日も観光出来て利便性が上がりました。
いやー凄いですね。大型高速船にして、この波立ちの少なさ。いかにこの船の造波抵抗が少ないかが伺えます。さすがです。
後部デッキでお食事出来るのがいいです。
三密が恐かったのですが、26ベットに2人だけ、しかも一番離れたベットに配置して頂いていました。
という訳で、今年の北海道ツーリングはいつにも増して道道や広域農道を走る旅となりました。バイクで沢山走れて楽しかったです。
本州に戻ったら、まだ梅雨でした。2020年は8月初めまで延々と雨の日が続きました。
2020年ツーリングまとめ3 恐山へ
東北をアルトでドライブ
6月に入って越境解禁。でもバイクはイタズラされたりするリスクを考えて諦め、作業着を着て作業用メットを被り、アルトで出かけることにしました。
途中R459に寄り道。飯豊連峰の残雪が素敵でした。写真の区間は新道化されて昔より見晴らしが良くなり、展望所と駐車場も整備されて良かったです。
計画中止となった大規模林道飯豊檜枝岐線の山都区間を探索してみました。
以前バイクで探索した時は、このあまりの荒れ果て具合に引き返したのですが・・・。
更に進んでみると・・・。
意外にも新しい路面が出現。
凄いスカイランが続いていました。このまま走り抜けられればなぁと思いましたが・・・。
ここで行き止まりです。つい最近まで工事していた印象を受けます。まさか密かに少しづつ延伸してるのでは?と思ってしまいました。1日目は十和田市まで走って道の駅にて車中泊。
2日目はまず県立三沢航空科学博物館を訪ねました。想像以上に巨大な建物。
展示は充実。
YS-11も屋内展示。
YS-11がすっぽり収まる位、大きな博物館でした。その割に入場料も安め。お勧めです。
博物館を出て、R394で八甲田山方面へ向かいました。
R394の石倉山展望所から眺める八甲田山。緑と残雪のコントラストが綺麗でした。
R103八甲田ロープウェーの少し北側から八甲田牧場を経由して青森市街に至る舗装林道を走ってみました。狭路ですが交通量はほぼゼロ。展望が良く、静かで穴場の道だと思います。
2日目は恐山、宇曽利山湖の少し手前で車中泊。夕景が綺麗でした。
かまふせパノラマラインから恐山と陸奥の夜景。
3日目の朝、三途の川を渡って・・・
恐山に足を踏み入れました。
宇曽利山湖。晴れの日に来たのは初めてでしたが、こんなきれいな所だったとは!
恐山菩提寺。
地獄めぐり。
恐山カルデラと宇曽利山湖。菩提寺を除くとカルデラ内に人の気配はなく。不思議な場所です。
強酸性なので独特の色をしています。
参拝者は無料で温泉に入れます。浴感最高!凄く良い硫黄泉でした。
その後はR338海峡ラインを走行。車重610kg+R06A+5MTのアルトで走ると非常に楽しかったです。
人里離れた山の中に素晴らしい道が続きます。やっぱり最果ては良いです。
村道福浦川目線。一部1.5車線ですが、ほとんど幅広2車線の新設快走ワインディングです。
海峡ラインで下北半島を時計回りに周回しました。
古い建物が残っていて、観光で訪れるには良い街だと思います。阿仁の山奥で車中泊。
4日目は帰るだけです。みずほの里ロード等で南下。
川原毛地獄に寄り道。以前5月に来た時に川原毛大湯滝は雪解け水が冷え冷えで入れなかったのでリベンジしてみようかなということで・・・。
入浴してみることにしました。幸い誰もいません!
ウワー凄いです。極楽です。適温です。おそらく日本NO1の浴感だと思いました。
(但し夏休みとかは、芋洗い状態であれかもしれません。数年前に水着義務付けとなりました。)
峠駅に寄り道して、山形新幹線を眺めたりしつつ帰宅しました。
(まとめ4に続く)
2020年ツーリングまとめ4 北海道 - lodgemotiveのブログ