2022まとめ5 九州多良岳・西彼杵・天草と晩秋の北信

11月中旬、全国旅行支援利用で名門大洋フェリー大阪→新門司が250ccバイク込み1人5640円の3000円クーポン券付きと格安だったので、今後一生こんな機会は無いだろうと九州ツーリングに行くことにしました。実質2640円って、どんだけ安いんだ。

ツーリスト2段ですが壁際を取ったので実質半個室で快適に過ごせました。

新門司で下船した後、県道64~28号と走って平尾台を訪問しました。(何時も1便=夜到着なので)今回初訪だったのですが景色良く走って爽快でした。

ツーリング視点で3大カルストを比較すると四国カルスト>>>>>>平尾台>秋吉台といった感じだと思います(個人の印象です)。

四国カルストは1日で足りない位の大ボリューム。平尾台は山の上にあり景色の撮影しつつ所要1時間くらい。秋吉台は丘陵地でバイクで走るだけなら10分位で終わってしまうので大規模な鍾乳洞を歩くのがメインとなる印象。

上陸1日目午後は今迄素通りしていた多良岳を周回してみることにしました。

多良岳オレンジ海道の北側はバイパスとして機能していて交通量多めでしたが、南側は交通量も減って良かったです。なにより11月なのに緑の景色が気持ちよかったです。

大村湾グリーンロードへ繋いで走りました。

西海橋キャンプ場で一泊しました。広々として設備も手作り感がありつつ清掃が行き届いていて良かったです。そういう感じのキャンプ場です。

上陸2日目はキャンプ場からバイクで3分程の針生の無線塔を訪ねてみました。

今迄高い塔を遠くから眺めるだけだったので、今回はちゃんと見学してみることにしました。中に入れたのにはビックリ。ラピュタ感があります。常緑樹が生い茂り海も見えて塔の周りの景色も良いです。

無線室は廃墟と化しているのですが、実はヘルメット貸出があって無料で探検出来ます。公式に見学できる珍しい廃墟となっています。日本初かも。(照明等崩落落下が無いとは言い切れないので注意して自己責任で)

西海橋。南国っぽくて良いです。

西彼杵半島の山間部は実は快走出来る道が多いです。海沿いと違って交通量も僅か。

国道207の大村湾沿いを走りましたが、広狭混在で交通量少なく、素朴で良かったです。

西彼杵半島、島原と走り、フェリーで天草へと渡りました。

上陸2泊目は港近くの若宮公園キャンプ場に投宿。

天草の龍ヶ岳展望台。展望良いですが道が狭め。

天草上島中央広域農道オレンジライン。交通量少なめですが、海沿いに自動車道が伸びてきているので、今後は更に閑散とした道になると思います。山岳快走路です。

オレンジラインの途中からアクセス出来る老獄(展望台)が良かったです。ほぼ山頂直下までバイクで行けますし、道も最後の100mが狭い以外は走りやすくなっています。

上陸3日目は阿蘇エリアの南側、霊台橋の近く、美里の森ガーデンプレイスキャンプ場にテントを張りました。1100円。駐車場からフリーサイトまで100m程歩かなければいけないのが少し面倒いかも。里山きれい。農村の奥にあって、割りと安心出来るキャンプ場だと思います。阿蘇周辺のキャンプ場は昨今のブームとコロナのせいか混雑し要予約になってきているので、こちらを使いました。ちなみにこの日は私一人でした。

最終日は阿蘇の西側を通り久住飯田南部開発広域農道~R210~由布院~県50~安心院と走りました。

11月は平年値に比べてかなり暖かかったので、2022ファイナルツーリングとして北信を訪ねてみました。北大町駅付近から北アルプス蓮華岳爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳五龍岳。

美麻から北アルプス鹿島槍白馬連峰

最後は日本海に出て糸魚川の橋立上路線を走ってみました。ここ数年通行止が多かったので久々の訪問です。

とこんな感じで、2022年はあまり長いツーリングが出来なかったのが残念でしたが、5月に半開通の関田峠や津南町の残雪と新緑のコラボレーションスポットを開拓出来たのは成果でした。また初訪問の宮田高原が予想以上に良かったのも新しい発見でした。宮田高原は快晴の日を狙って再訪問したいと思います。

2023年は阿武隈山地北上山地を繋いで東北を北上して行くツーリングをしたいなと思っています。また2024年に紙版最後の信州ターゲット同人誌を発行したいと思っているので、信州の更なる掘り起こしもやりたいと思います。

果たして上手く行くでしょうか?来年もまとめを見に来て頂ければ幸いです。