2019ツーリングまとめ(後半)

磐梯吾妻スカイラインツーリング&吾妻連峰トレッキング

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9月30日、秋雨前線が停滞する関東甲信を抜け出して、吾妻連峰を訪ねてみました。

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磐梯吾妻スカイラインを登っていきます。

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非日常的な風景と高所感が素晴らしいです。

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火山活動の活発化で今年は閉鎖も多かった磐梯吾妻スカイラインですが、この日は朝8時ゲートオープン。誰も居なくて完全独り占めできました。しかしいかに磐梯吾妻と言えど平日朝は空いていますね。

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元有料の西吾妻スカイバレーで白布峠超え。タイトコーナーがこれでもかと連続して、バイクを走らせてる実感が湧く道です。つまり最高ですね!

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天元台ロープウェイが強風に煽られてキャビンの破損事故を起こしたため、2019年度はお休み中(12月から再開しています)。代わりにワゴン車の代行輸送+リフト半額キャンペーンをやっていたので、吾妻連峰の中枢部を訪れてみることにしました。

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景色は良かったのですが、このリフトが凄く長かったです。1本でも長いのに3本乗り継ぎ。普通のペアリフトを、歩行での乗り降りがしやすいようスキー場の半分の1m/s(3.6km/h)位の低速で動かしているので、トップまで40分位掛かります。(普通のゴンドラリフトは4m/sくらい)。この日は好天だったので快適でしたが、強風時は防寒対策をしないと凍えるでしょう。

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飯豊連峰方向。リフトを降りた後の登山道は思ったより険しかったです。ちゃんとしたトレッキングシューズが必須なレベル。リフト併用とはいえ、登山趣味の人向きの山だと思いました。

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上の方はなだらかに傾斜した高層湿原となっていて、木道歩きが爽快でした。この辺りまでリフトで来れれば登山者以外でも楽しめると思うのですが、自然破壊になっちゃうから無理でしょうね。

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西吾妻山方向。谷は険しいけど、山上はなだらか。

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中大嶺山頂直下の人形岩に到着。リフトを降りてから70分ほど掛かりました。森林限界を突破しつつも、一切経山にかけてなだらかな稜線が続いています。これが吾妻連峰かと。

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朝日連峰、米沢盆地、蔵王を見渡します。

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再び長大なリフトに乗って降りました。

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桧原湖です。

御嶽山の北側から西側を日帰りツーリング

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チャオ御岳~濁河温泉~小坂のルートを走ってみました。

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御嶽尚子の碑。乗鞍岳は残念ながら雲の中。

ここから近い千町牧場に行ったことがなかったので訪ねてみたのですが、ゲートが閉まっていて入れませんでした。目的未達のツーリングとなりました。

 秋の霧ヶ峰・美ヶ原と雲海

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台風19号以来客足がパッタリ。雲海の上に浮かぶ初冠雪の北アという状況が想像出来たので、ビーナスラインで美ヶ原を目指してみることにしました。まずは富士見台駐車場から。

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雨上がり+無風+放射冷却+快晴で分厚い雲海となりました。

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御嶽山乗鞍岳、北ア穂高岳と車山肩です。

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美ヶ原の牛伏山山頂から。

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北ア全景。

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北ア穂高岳~大キレット槍ヶ岳常念岳大天井岳

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秋の空へ

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10月末、夕日が中央アルプスに沈むようになり、夕焼けが綺麗な季節になってきました。

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過ぎ去る夏を惜しんで、沈むはくちょう座を撮影してみました。

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反対側からはオリオン座が登ってきました。冬がやって来ます。

富山・能登ミニツーリング

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11月2週目、宿もクローズしたのと、日本海側が快晴予想だったので、富山の牛岳温泉スキー場パノラマ展望台を訪ねてみました。

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晩秋から冬に掛けての日本海側は時雨がちで晴天率が低くなるので、こういう1日中快晴のチャンスは貴重です。

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富山湾から北アまでを一望。360度の大パノラマが広がります。立山薬師岳などが少し冠雪しています。2019年の冬前半は例年に無い少雪でした。

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北アの富山側ビュースポットとしてはNO1ではないかと思います。

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展望台まで1.5~2車線舗装路で走りやすく、スキー場なので案内もあって訪ねやすい場所だと思います。

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牛岳パノラマ展望台西側の舗装林道から。

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高岡で一泊して、翌日は能登サンセットラインを走りました。着々と延伸工事が進んでいて、あと1区間、工事残3km位で完成となる模様。予算さえ降りれば2年位で完成しそうな感じでした。

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最新のトンネルは2018年の完成でした。

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サンセットライン終点の皆月湾付近の海と道です。

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交通量も少なく快走出来ました。但し工事中未共用区間があるから交通量が少なくなっている訳で、開通したら増えてしまうでしょう。1区間だけ未開通の今の方が走りやすくて良いのかもしれません?

瀬戸内ツーリング

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11月は北海道ツーリングを計画していたのですが(道南や道央平野部なら信州高原部よりは暖かいので)、寒波による降雪が予想されたので、瀬戸内ツーリングへ急遽変更。神戸港まで走ってジャンボフェリーに乗り込み、小豆島を目指しました。しかしジャンボフェリー屋上甲板の人形のセンスは良く分かりません。

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フェリーを降りたら一目散に小豆島ブルーラインスカイラインを目指しました。

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寒霞渓です。

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小豆島は島ですが山です。場所によっては怖いくらいの高所感ある山岳路を走ることが出来ます。

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四方指です。このすぐ後ろの駐車場まで快走路で登る事が出来ます。島ツーリングとしては最高のロケーションではないでしょうか。

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重岩に登ってみました。道が極狭路なのと、20分位登山が必要なので、軽量バイク+歩きたい人向きでした。あと滑りやすい靴は危険です。

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エンジェルロードはあと少しで繋がりそうでしたが。

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小豆島には素敵な観光地が一杯ありますが、3回目なので訪問済みの箇所はパスして、その日のうちに四国へ渡りました。

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松山は道後温泉に入ったことはあるものの、いつも素通りだったので、街を観光してみようと路面電車に乗り換えました。

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松山城へはリフトを使いました。

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都市の中心部にリフトが有る光景は珍しいです。

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人口51万の現代的な都市を見下ろす古い城、広大な敷地、遠くには瀬戸内海が見えて、いい雰囲気のお城ですね!気に入りました。

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ロープウェイで街に降りました。

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再び路面電車に乗り込んで。

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道後温泉本館前。混んでいたのと以前入浴済みなので、今回は入らず、別の日帰り温泉に入りました。

なおバイクは道後温泉本館前駐輪場に停めましたが、自転車と一緒なので高価なバイクは止めたほうがいいでしょう。帰ってきたら自分のバイクにも自転車が立て掛けてありました(苦笑)。古いバイクなので、その辺は気にしないからいいのですけど。

もし松山でパーク・アンド・ライドするのでしたら、まだ宿をとって置かせてもらうとかした方がいいのではと思います。街中の宿は、それはそれで夜間のバイク駐車が不安でしたが。朝起きてバイクが無事だとホッとしますね。

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周防大島松山フェリーで松山の三津浜港から周防大島に渡りました。

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瀬戸内海の船旅も良いものです。

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周防大島ではオレンジラインを駆け回り・・・、

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飯の山展望台から瀬戸内海を眺めました。

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US-1がありました。飛行艇は独特の格好良さがありますね。

周防大島(屋代島とも呼ばれる)は海も山も両方楽しめて、冬も暖かで良い島だと思います。

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翌日はとびしま海道を走りました。

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メインルートは2車線の快走路です。5つの島を橋梁で結んで走ります。

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メインルートを外れた外周路はこんな感じ。島一周は15分位です。となりのしまなみ海道に比べると小さな島が多いです。

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のどかで綺麗な景色と橋に囲まれていいところですが、小豆島や周防大島のようなダイナミズムは希薄で、ツーリングシーンにおける特別な感じは薄いと思います。みかん畑とみかん山モノレールだらけなのが印象的でした。

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大崎上島(船でしか渡れない本州寄りの離島)vs大三島しまなみ海道の中間にあるメインの島)vs今治行きの3つのフェリーのどれにしようか迷ったのですが、大崎上島に向かうことにしました。

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小さなフェリーで船室は両側2箇所に別れたこの狭いスペース+屋外ベンチだけですが十分です。バイク込み750円、15分程の航海となります。

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総トン数135トンの小さな船ですが、旅客定員95人、普通車換算で20台分の収容能力があります。この時は10トントラックも飲み込んで余裕でした。幅広寸胴な作りのため、積載効率はかなり良いですが、速力9ノットと速度は遅いです。瀬戸内の小島を結ぶ短距離フェリーならではの船型とスペックですね。

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大崎上島を走った後、竹原まで、更にもう一回フェリーに乗りました。

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こちらのフェリーは約300トン、定員250人です。大型トラックを数台積むことが出来ます。大崎上島は本土と橋で結ばれていないので、一日片道32便の高頻度運行となっています。

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同型船とすれ違いました。

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竹原は古い街並みで有名ですが、前回見学済みなのでパスして、広島空港フライトロードを走ってみました。誘導橋がカッコよかったです。

名古屋で深夜になってしまったので、豊田市内で一泊、翌日はマイナー県道とR153北上して信州に帰りました。

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治部坂峠を越えて伊那谷に入ると、冠雪した南アルプスが綺麗に見えたので、ハーモニックロードに向かうことにしました。途中、座光寺PAスマートICを作っているのを発見。ハーモニックロードからも200m程のところで、令和3年の完成後は有用かと思います。

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ハーモニックロードから伊那谷と南アを眺めます。

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谷の反対側に渡って、福島てっぺん公園から中央アルプスを眺めました。やっぱり信州はいいですね!どこよりも凄い景色だなと、帰ってくる度に思ってしまったり。でも自分は日本の色々な場所に行って、色々な事を知りたいので、また旅に出ると思います。

筑北村の高原野菜畑

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筑北村の現地案内地図にアルプスが良く見えると記載されていたので訪ねてみたら、凄い絶景地でした。この日はちょっと雲が多く、畑にも緑がありませんでしたが、春になったらまた訪ねてみたいと思います。快晴の休日が楽しみです。

北海道フェリーと鉄道で回る旅

冬の北海道へ安く行くには?ということでフェリーと電車で札幌と小樽を観光してきました。

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北海道庁舎、通称赤れんが庁舎です。

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札幌市内は主に地下鉄と市電で巡りました。路面電車はやっぱりいいですね。

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ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで藻岩山へ。

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さすが197万人都市だけあって夜景が凄かったです。

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札幌郊外にある北海道博物館が良かったです。

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小樽に戻って、旧手宮線跡が良かったです。手宮~札幌~幌内は北海道最初の鉄道路線で、クロフォードが設計しました。旧手宮駅は現在小樽市総合博物館となっています。

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6両の蒸気機関車が輸入され、そのうちの1両が小樽市総合博物館に保存されています。

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なかなか興味深い博物館でした。フェリー待ちの時間があったら見学してみるのも良いかもしれません。

 

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12月中旬まで、夜間は氷点下に下がるものの、雪はちらつく程度で、降雪の無い暖冬が続きました。12月22日にようやく本格的な積雪となりました。お出かけは春までお預け。

果たして春は早く来るのでしょうか?遅く来るのでしょうか?暖冬だった分、春先にドカ雪となりそうな気もします。早ければ3月下旬、遅ければ4月中旬位になったらツーリングに出掛けたいと思います。まずは筑北村の高原野菜畑に行ってみたいですね。